今年は燕岳登山とトレーニングも含めて近場の山を何回か登っていたんですよ!!!
という訳で早速今年の山行を振り返ってみよーーーー!!!いえーー!!!!
7月8月~近場の山~
近場の山にてトレーニング。標高250mほどのハイキング向け山だが、家から一番近いのと 1時間30ほどで登って降りれる手軽さが受けて頻繁に訪れている。昨年立山登山トレーニングした山もここ。 オリンピック私的パブリックビューイングをした日の朝*1も登っていた。 バナナ黒ずみすぎですね。朝ごはん代わりに食べました。
お手本みたいな空と雲 pic.twitter.com/nA5NfdJv7E
— 魔王@相棒S20 (@ma0haakai) 2021年8月29日
雲の配置が絵みたいな日もあった。紅葉スポットではないので今の季節は山が色づいているか不明だが、ここは季節を問わず登れるので春になったらまた行きたい。
9/9~初めての遠征~
足を延ばして隣の市の山へ。
去年の立山登山前は上記の山のみ登っていたが、実際の立山では小学校の体育の時間だけで日本選手権に出場するようなレベルのトレーニング(笑)だったことを思い出した。めちゃくちゃしんどくてガレ場では心がおれそうになったもんな…。
標高が倍くらい程の山なので一瞬不安になったけれど好日山荘の登山レポートに「海が見えるスポットがある」と表記があったので「君に決めた!!」と車を走らせる。
道中面白いものがあるかな~~と見渡していたけれどキノコばかり目についた。まーじでキノコだらけ。
蛙岩の辺りから「登るのに飽きてくる」症状が出始める。体力的にはまだまだ問題ないけれど、頂上まであとどれくらいだろう…と思い始めてから一気に飽きが来た。
ちなみにこのあと「5合目」という看板を見かけて軽く絶望する。こんだけ歩いてまだ半分かよ…。
匿名ラジオを聴きながら登っていたけれど集中するためにYouTubeの再生を止めてえっさほいさと目の前の道を黙々と進む。ここまで片手で数えるくらいの人としか出会っていないので平日の山の人の少なさを楽しんでいた。
と、ここでちょっとした事件が起きた。
目の前に鉈で登山道へ伸びた木々を切り落としながら歩く老人がいた。有志の方だろうか。登山道の整備をしてくれている。
「こんにちは。ありがとうございます。」と声をかけて追い抜こうとしたら、ちょっと、と呼び止められた。気づかぬうちにゴミとか落としてしまったかな?と振り返ると
「ちょっと私の持論を聞いてください。エアコンを使いだしてからコロナの感染者数がどんどん増えたと思うんですよ。やっぱりエアコンが原因だと思うんですよ。」
ちょちょちょちょちょ!!!!まってまってまって!!!!!!
老人の豹変ぶりに動揺しつつも変な挑発をしないように無表情でいると、喋るだけ喋って満足したのか、鉈を振り上げられることもなく、老人は去って行った。
私がこれから歩く方向へ。
………とりあえず足音が聞こえなくなるまでその場で待機してから歩き始めたけれど(その後その老人と邂逅する事はなかった)いったい何だったんだ。被害はなかったのとその後の登りのキツさに忘れていたけれど、今これを書いて当時の謎の感情を思い出したわ。
そして…
頂上らしき広場が見えてきた。大勢(20人くらい)の賑やかな声も聞こえてくる。
曇っていなければ海がもっとはっきり見えるんだけれど。しかし目標としていた海が見えたので満足。
10/3日4日~つばくろ~
本来は9月23日と24日で上るはずだったが、同行の家族が急遽体調を崩したので延期に。 予備日として取っていた10月3日4日へと変更した。
今年創設100周年を迎える燕山荘。せっかくなので100周年記念グッズを買おうともくろんでいたが、チェックイン時にグッズの一つであるバンダナを贈られた。宿泊客(テン泊のひとも含まれるのかも)全員に渡しているようで、思わぬことに思わず嬉しくなる。
このあとポストカードを買って、友人たちにむけたはがきを書いた。燕山荘前のベンチで書いていたけれどものすごく寒くて、内容の2/3は気温の低さに占められた。もう一人はさすがに寒すぎたので部屋に帰って(部屋…と言っていいのか)書いたよ。
自分のお土産としてTシャツも買ったので来シーズンはこれを着るぞ…!
初山小屋だったのでそんな浮かれもありつつ、消灯時間が20時なことに驚きつつも19時半にはスコーーンっと寝たりして起きたのが深夜1時半。
普段なら時刻を確認したら迷うことなく二度寝する。しかし懸念していた体の疲れはほとんどなく(登っている最中も森林限界を超えたあたりで息が切れたくらい)すっきりと目覚めた。
もぞもぞ起きだして着こめるだけ着込んで星空を見る。
これが!!!もうめちゃくちゃ綺麗だった。見上げると360度全て星星星。月並みな言葉だけれど「満天の星空」という言葉が幾度も脳内に浮かんだ。プラネタリウムってこんな感じなのかと、行ったことがないプラネタリウムに思いを馳せてみたり。途中流れ星が見えたときは最高潮で
「あ!!!!!!!流れ星!!!!!!!!!!!」と叫んでしまい、願い事云々の前に視界から見えなくなってしまった。
この美しい夜空をカメラに収める技量がないので写真は早々に諦めて、寒くて寒くてどうしようもない!と限界が来るまで星を眺めては部屋に戻り、温まったら再び外に出て星空を見上げ…。を繰り返しているうちに朝になった。
モルゲンロート……で合ってますかね?
隣で写真を撮っていたグループがモルゲンモルゲンと言い合っており、後日調べてみたけれど正しい使用方法がよく分かっていないトーシロなので…。
下りは主に尿意との戦いで、すたこらさっさと下山。道中職場へ電話したり着信があったりして、徐々に日常へと近づく状況にげんなりしそうになった。家に帰れる喜びと、翌日から再開する仕事を思い出して、うわあああ!!!と頭を抱えて叫びそうになる。(実際ホントに嫌すぎて声に出ていたかも)
山に登っていたいよ~~~~!!!!でもこの楽しさは普段地味に慎ましく暮らしているがゆえの反比例的なそういうアレなので、翌日何事もなく出勤できるよう下山して帰宅することを最優先に考える。
無事に登山口まで戻ってきた。山で知り合った夫婦とタクシーに乗り合わせて帰ろうという話になったが、タクシーを呼んで待つ時間と次のバスの時間が同じくらいだったので大人しくバスを待つことにする。登山口の中房温泉に入浴。着替えを持ってきておいてよかった~~~~!!
500円のソフトクリーム。この後SAでソフトクリームを見つけるたびに中房温泉の安さをしみじみと実感することになる。
バスを待つ間に交わしたおしゃべりも楽しかった。オタク仲間とする会話も最高にボルテージが上がるけれど、一期一会の人と昨日今日の山の感想を言い合うのもなかなか…。我々の地方から来る人は珍しいらしく(時期的にみなさん近隣県在住だった)嬉しくなって方言で喋るなどパフォーマンスをする。
そのあとは延々と運転して(私は半分寝ていたけれどな!)当初の予定通りに帰宅。
にっぽん百名山の燕岳回を再生しながら荷解きをした。出発の前日に見てイメージトレーニングっぽいことをしていたけれど、つい半日前までここに居たんだ…という視点から見ると、冒頭の急登に「こんなところあった~」森林限界を超えたカメラワークに「夏山もいいね~」燕山荘と熊のエピソードに「社長*4が話していたね~」とひとしきり盛り上がった。
11/3~紅葉~
おそらく今期最後の登山。
去年行こうとしていたが雨が降っていたので急遽取りやめになったところです。
山…というより遊歩道が整備された大きい公園みたいなところ。
山頂で同じ弁当を食べていたグループが「山菜弁当なのに山菜が入っていない」ことに苦言を呈していたが、瓶詰めの山菜を無理やり使うより良かろう...という気持ちになった。
帰り道、去年山に登れなかったので近場の景色がいいところを巡った時に知った渓谷へ立ち寄………ろうとおもったが、交通規制をするほどの混雑っぷり。駐車場に止めることすらままならないほどの人の多さにビビってそのまま帰宅した。
毎週末山に登ってはいないけれど、去年に比べたら確実に場数は増えている。
ここ数か月、リアルに会う友人達とはオタ話と山話を(一方的に)繰り広げているおかげで「赤井=山」というイメージが定着しつつある。このまま持続させたいものだ。