水響亭占拠! 相棒ファンの一番長い夜*1……と、思わず劇Ⅱのタイトルをパロってしまうくらいの盛り上がりの催しに参加してきた。
ビルの建壊しで閉店するお魚バーこと、銀座水響亭にて相棒ファン有志によるオフ会が開催されました。一参加者が体験したレポートもどきだよ。
オフ会に参加した人は、伊丹憲一卓のとあるファンの目線であの夜を思い出してほしい。残念ながら参加できなかった人は、少しでも会場の空気感を味わっていただけたら。そして、一番は未来の私に向けての備忘録として。
写真や動画をたくさん撮らせて頂いたけれど、私の技術不足&人がたくさんいすぎて大抵の写真に参加者が写っているのでモザイクをかけています。。*2私に会った人はそれとなーく話を降ると、嬉々としてスマホの写真フォルダを公開して見せびらかすので、覚悟しておいてくださいね。
純粋に相棒関連の予定のみで上京するのが久しぶりだったのと、今後相棒イベント目当てで上京することがなさそうだったので、せっかくなら、と翌日の月曜日も休みを取ったのですがね……。
早く着きすぎて、店の写真を撮っていたラムネさん*3を慌てさせてしまった。すみません。受付開始まで店の外で待っていたのだけれど、下の写真にちらっと写っているパンダトートバッグを持っていった。あわよくば開店前に店の周囲に同士がいないかしら?という下心を込めていたが、まんまと声をかけられました。まったく知らない人だったけれどこれから待ち受けるめくるめく相棒密度100%の空間への期待に胸を膨らませながら三々五々集まってきた人と歓談する。
そぼ降る雨の中、定刻より5分早く受付のためにお店を開けてくださった。外でうるさくして他の参加者や歩行者を妨害していたかもしれないですね……。
水響亭へは三年前の呪いの子観劇以来2回目。店の場所も記憶がなかったが、地下へと降りる階段と受付台をみた瞬間、すべての記憶がよみがえった。そして!受付台や会場の凝った装飾!!!まるで結婚式()のウェルカムボードや待合室かのような神戸尊、大河内春樹、相棒ワールドを象徴するような小道具がセッティングされており、高まる〜〜っ!!BGMももちろん相棒縛りである。
お店に行かれた人はわかると思うけれど、店内は熱帯魚が泳ぐ水槽をパーテーション代りにしてボックス席(とカウンター)で構成されている。階段を数段上がるとテーブル席もあるにはあるが、はたしてこの店内にどう70人(当日は67人)もの人を着席させるのか??と思っていたら!卓には相棒ワールドを彩るキャラクターの名前がついており、そこに5人前後の人を座らせる、というもの。結婚式の披露宴方式だが、これが同じキャラクターを推す人同士が卓を囲む形になるので、乾杯までの間に自己紹介代りに名刺に記載されている回について語り合ったり、伊丹憲一を好きになったきっかけなどで盛り上がる盛り上がる。
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私は運良く伊丹憲一卓に案内されていたが、神戸尊などはあぶれてしまった人がいるらしい。*5

伊丹卓にてシーズン22*6、23、24で発売されたアクリルスタンドを撮影するなどして盛り上がる。向こう側は芹沢慶二卓、三浦信輔卓、出雲麗音卓。歴代相棒卓や、杉下右京卓、小野田公顕卓など、ある程度関係性がある人同士固めてられていた。設定としては、会が始まる直前までその卓にキャラクターが座っていたんです!でも事件が起こって帰ってしまって……でもほら!名刺が置いてあるでしょう!*7という粋な演出。
ラムネさんの事前ポスト通り、会場は巨大スクリーンに相棒の映像(ミス・グリーンの秘密)が流れ、店内BGMは相棒のサウンドトラック*8から厳選した珠玉のセットリストが流れている、というもの。ラムネさんいわく、念のため公式に映像と音楽の使用許可を願ったようで。こういうところ……。こういうところだよなー!!!!と唸る。スクリーンに流れている映像はあとで判明するのだが、憎いセレクトだった。

なにせ70人(当日はry)もの参加者がいるので、自分が何者なのか、どのキャラクターが好きなのか、イチオシ回は?などが記載された名刺が準備されていた。これが!本当に役に立ちました!出不精な相棒ファンなので当日会場にいる顔見知りは3人のみ。そこら辺にいる相棒ファンの方にとりあえず声をかけて、会話のきっかけを探すいいツールだった。
ネームプレートは自作!!頑張りポイント!!伊丹憲一を構成する要素を詰め込んだよ。赤いバラのシールは会場がお魚バーなので神戸尊イメージだけれど。一人、市販のキープアウトの紐をつけている方を見かけて、声をかければよかった…と、悔やんでいます。どこに売っていたのだ。

二杯目は好物のハイボールで。神戸カクテルはいい写真がなかったので各々参加者の写真を見てくださいね。
神戸カクテルで乾杯のあとは立食形式になるので、自作グッズを配り回る人、ドールや小物を持って撮影する人*9料理やドリンクを取りに行く人などが入り乱れる。私の今回のミッションは、一人でも多くの相棒ファンとお話すること!だったので、フードを取りに行くときや会場の装飾を撮影するときに声をかけさせていただいた。神戸シャツや公式Tシャツを着こなす人達。*10薫ちゃんの概念コーデや伊丹憲一の好物をアクセサリーにした人。水響亭概念ネイルなどなど、たくさんの人が服飾で愛を表現していた。年齢層もバラバラで、男性ファンの多さを実感したり、グレイヘアが素敵な女性もいたりするなど。かと思えば、一回り年下の若い世代もいて、皆さん視聴のきっかけはなんであれ、相棒を一回でも観て、その魅力にハマって、相棒への溢れる想いを抱えて生きていらっしゃる人が一堂に会する空間……と嬉しくなった。
さて、時は流れていよいよメインイベント。大河内カクテルをみんなで飲もう!!!飲みながら推し回投票の発表タイム!!!である。さすがにこの人数なので氷は丸い製氷ではなかったものの、カクテルを考案した人がいるお魚バーでのむ大河内カクテルは格別である。大河内カクテルにまつわる経緯を*11知っていると余計に万感の思いです。

ここまでラムネさんが一人マイク片手に司会進行を司ってくれたのだけれど、推し回集計結果発表のコーナーでNaokiさんも登壇。2人で順位順に発表しながら、見どころポイントをNaokiさんが話す、という贅沢な時間。一応、みんな気張って聞く必要はないですよ〜と優しい声がけがあったものの、ほぼ全員、真剣に耳と目を傾けていた。そう!!会場スクリーンに映し出されていたのは、上位3作品だったのだ!!!!!!そしてありがたいことに、わたしが投票したバベルの塔が同率2位にランクイン!!!!ちょうどスクリーンにバベルの塔が流れていた時間帯だったので、思わず雄叫びを上げながら、今スクリーンに流れています!!!とお二人の司会進行を妨げる伊丹卓の女……。
以下、バベルについて語りたいオタクの早口
分かる。分かるよ。伊丹憲一推しなら、待ちぼうけとか、刑事一人とか、剣聖とか、伊丹メイン回があるじゃないかってね。迷った。迷ったのよ。でも、伊丹憲一が好きな私と相棒ワールドを愛する私は若干違うというか。相棒ワールドの根幹、血肉となっているのは社会派エンターテインメントのテレビドラマ。なので、やっぱりエンタメとして見ているわけですよ。そのなかで鬱回が好きな私もいるんだけれど、やっぱり元日SPっていうのは相棒の中でも一番気合が入っているんですよ。お金も、規模も、そして、正月に家族や友人揃って見れる。普段は相棒をみていなくても、おや、水谷豊主演の刑事ドラマか。今の相棒って誰だっけ?へー。寺脇康文じゃないんだ。え?ゲストで〇〇が出るの?見てみようかな〜…という超ライト層や、格付けチェックのあとそのままテレビをつけっぱなしにしても見れる、誰でも見れる安心感のあるクオリティなんですよ。かと言って、お正月だからとゆかいな話に全振りするのではなく、社会派としての時勢にあったストーリー。骨太なミステリーが楽しめるんです。
バベルの塔は終始ホテルの中で完結するグランドホテル形式。空撮もたっぷり。登場人物それぞれに性格やポジションを生かした見せ場が設けられ、ミステリーとストーリーとゲストの関係性がとても見事で。高い建物を作ろうとしてその驕りから神に言葉を通じなくさせられた人類をホテル・アマゾンに集う人々に重ね、それでも彼らの気持ちをつないだ人が言葉を持たぬ少女だった……。という結末!!ホテルに集った直接つながりのない人たちの人生が事件を通して絡み合う様が、もつれた糸のようであり。しかし最後は見事に解きほぐされるカタルシス!!!まさに元日SPに相応しい豪華絢爛っぷり。初心者へオススメできるし相棒ファンとしては嬉し要素がたくさん詰まっているのですよ。え?だったらピエロ(投票数1位)とかアリス、今年のフィナーレは?だって??……分かっているが?!?すべて名作だが?!?!もう好きな通常回、好きな前後編回、好きな初回、好きな最終回、好きな番外編回、好きな元日SP回って分けてほしいが??
そもそも私が相棒に求める要素というのが刑事ドラマやキャラクタードラマやミステリーという要素を一旦抜きにしてエンターテイメントとして……(以下略)
伊丹卓はバーカウンターの真横にあったため、すこし体をひねると、お二人のアングルと同じ視界を楽しめる。階段上のテーブル卓にいる人が全員席を立って、水が流れる壁(伝われ…!)に体をもたれかけている。下のボックス席も全員が視線をカウンターのほうへ向けている。場内のスクリーンにはバベルの塔が流れ、BGMは相棒を彩る*12捜査に関係するタイトル達。皆さんの目がキラキラ輝いていてラムネさんとNaokiさんの軽妙なやり取りに笑っている。ラムネさんの大河内春樹に対する愛溢れるコメントをご本人の口から聞ける機会なんて早々ないことだ。
ああ、この瞬間って私の人生における相棒ワールドハイライトの一つに確実に選ばれるな。なるほど走馬灯ってこういうことか。はるばる大阪から来たかいがあった。「オタクの幸福の絶頂」というタイトルの絵画のような美しい瞬間だった。

大河内さんと神戸くんが着席された例のボックス席には神戸君人形が勢揃い。

当たり年と言われる86年のパルトネールのラベルが貼られたワイン瓶。まさか実物(注:ファンアート)が見れるなんて。
ラムネチャンス!!とラムネノーチャンス!!の実物も。
インターネットで見たやつだ!!と大騒ぎ。


この楽しげなポスターは、海外在住のファンの方が不参加ながらも描いてくれたものらしく。上の写真の通路を挟んで向かい側に貼られていました。愛…!!
入り口のウェルカムスペースにこうしたフォトスポットが作られていたり、推し回の集計結果が貼られた紙があったり、そしてNaokiさん私物のレア物グッズを手に取れたりなど、卓を飛び越えてあちらこちらで歓談する相棒ファン達。

宴もたけなわの伊丹憲一卓。ここにいるすべてが相棒ファン…

杉下右京卓前の通路より伊丹憲一卓を臨む。…
改めて見るとめちゃくちゃおしゃれな内装である
最後は様々なバージョンの終わりの始まりをBGMに。水響亭の店長と開店以来の唯一のオリジナルスタッフの方から閉会の挨拶をいただく。様々な作品のドラマのロケ地となった水響亭だけれど、相棒ファンの人が一番聖地巡礼として来店してくれたという言葉や、接客のために相棒を見返した、というエピソードを聞いて、作品を愛する人以外の層まで届く相棒ワールドに驚いた。そして水響亭と相棒ワールドをつなぐ架け橋になった店員さんが、何か好きなものを追いかける熱量を持つ人を肯定する発言をしてくれて。「皆さんの心の中に水響亭というお店があったことを忘れないでほしい」という締めの言葉が、今になってじーんと心の中に響いているよ。
3年前に来店しておいて本当に良かったし、あの時の私が成仏されたような*13。うれしい締めの言葉だった。
ラムネさんはもちろん、水響亭に勤めてくださった方、今まで水響亭に足しげく来店したファンの方、もちろん相棒を一作でも見て、少しでも好意的な印象を抱いたファンの方たちがつないだバトンが、今日という日に結実したのだな~。と感慨深い。一参加者の私でさえこんなに感動するのだから、主催者チームの人たちの努力と達成感はいかほどであろう。
撤収も早く、水響亭さまのご厚意を無下にしないで、と再三のアナウンスやそれぞれの節度の高さを思い知った。掲示物も一部持って帰らせてもらって、いただいたお土産と一緒に眺めてニコニコしている。
幸運なことに二次会にも紛れ込ませていただいた。主催者チームの皆様本当にお疲れ様でした。ゆっくり休んでください。
駅とホテルと水響亭の往復しかしていない上京だったけれどぎりぎりで「海苔弁山登り」を思い出した。HOKAONEONEではなけれどONの行列は見れた。インターテックは休館日だった。*14
おまけ
水響亭に来店した時の記録。登場するフォロワーさん=ラムネさんです。
ma00720.hatenablog.com
以降、完全なる愚痴が1点。
二次会の料金代を払っていない人が2人いますねー!!主催者様とバウンドコーデの方の料金は私が持つ。とお話していましたので問題はありません。最初に帰宅された同担の方もお支払いいただいていました。お前と、お前な。勉強代だと思ってレジで黙って支払ったけれど。お前と、お前だからな。
己の気前の良さと性格の良さで納得しているから徴収は考えていないけれど忘れていないからね。