多島美で有名な日の出スポットに行って帰路の途中にある低山に登った日になるはずが、道に迷ったり、日の出に間に合わなかったり、沸かした湯をこぼすわ、急登すぎてビビってのぼらなかったりするわ、挙句イヤホンを失くすわの散々だった日。
以下、写真をざざーっと置いておきます。
場所を移動して山へ。登山口まで車で登れそうな農道?があったけれど細いし急な坂道なのでふもとに釣り人達が車を止めているスペースがあったのでそちらへ停めた。
手前の木が桜っぽかったので桜の開花に合わせてまた来ようと思ったけれどすっかり忘れていた。ここまで車道が通っていたので車で来てもいいな〜とこの時は呑気に考えていたのです。
わたしが立ち去った後にベンチに座った人、すまんな……。
再び登山口に戻ってきたが、ここでイヤホンがないことに気づいた。山頂でご飯を食べているときはあった。ありスパを聞きながら食べていたから覚えている。登山口に戻ってトイレに行った時には……あったか?いや、無い。トイレに行くときは下手に落とさないように外に出しているものはザックに中に全部入れるから。ということは、下山途中に落とした………?あの山の中にあるってこと……??
うえあーーーーーーーー3000円もしない安い製品だけれど、このイヤホンが壊れたら次に買うのは3万円クラスの上位モデル買おうとしているので、まだ使えるものを自分の不注意で失くすなんてショックすぎる。もう一度引き返して探す………時間的に可能だけれど確実に体力と気力が奪われるし見つかるか分からない。ぱっと見黒い紐だもんな。
一分間の熟考の末、幻虹台まで車道が通っていたことを思い出した。ふもとから登山口まで車が通れる農道。登山口から林道、いける。とりあえず幻虹台まで車で行ってそこから山頂へ。山頂から徒歩で幻虹台まで探して、時間と体力に余裕があったら車を置いたままもう少し下の方まで探す。見つからなくてもとりあえずやれることはやってから帰ろう。
懸念事項としては登山口からの車道が「林道」と地図に書いてあることだ。車の行き来が頻繁に行われておらず、平地のような整備は期待しない方がいいかもしれないが、その作戦で行動してみることに。
林道、舐めてましたわ。
落ち葉が降り積もった幾重にも重なるつづら折り。ガードレールなんてものはなく、対向車が来たら一発でアウトな細い道幅。
そして運転は好きだが技術がその気持ちに追いついていない万年青免許の私。生粋の街仕様のキュアマーチちゃんには酷なメンバー勢揃いだ。エイヤ!っと突き進んでしまったが3分後には泣きそうになっていた。もし脱輪したら確実に死、もしくは奇跡的に一命を取り留めても大怪我長期入必須。登って来れても無事に降りれるとは限らない。家族、職場、友人達、私を救出するであろう人たちの顔、マスメディアの報道、インターネットでの誹謗中傷…………。起こりうる最悪の展開がものすごい勢いで脳内を駆け回った。
戻りました。リスク管理できないまま見切り発車するなよ!!といわれそうだけれど。(それはほんとうにその通りです)Uターンなんて贅沢な環境なのでつづら折りで道幅が若干広くなっているところで必死に切り返した。
登山口に再び戻ってふもとまで再び戻って、家まで1時間半くらい運転したけれど、もうね!!!!!!平地最高!!!!!!平らだし、道に落ち葉が積もっていないし、道幅がしっかりしているし、対向車は白線の向こう側を走ってくれる!!!!!!!
もう登山はこりごりだ〜〜〜!!!!!!(黒い画面で顔だけ丸く切り取られているアレ)