一か月前の舌の根も乾かぬうちにまたまた登った記録。梅の季節だったので梅林で有名な地区に行くついでにその近くの低山がたくさん連なっている登山コースをうろうろしてきた。
前回のような凹む話はないけれど、途中虫注意な写真があります!!!!!
今回はお湯をこぼすこともなく、コーヒーを飲みながらカメラ片手に(誰もいなかったからな!)山頂でのんびりしていたら。同じく山頂にやってきた男性に話しかけられた。山での出会いは大切にするので愛想よく返す。
下山はピストンにしようかと考えたけれど、様々なルートで駐車場まで戻れそう。写真にも写っていた「眼鏡池」というものが気になったのでそちら方面のルートへ歩き始めたけれど……迷った。完全に迷った。明らかに下り坂だけれど駐車場とは反対方向だわこれ。とりあえず確実に分かる地点まで戻ろうと山頂まで引き返して大人しくピストンで帰る。ここまで40分ほど。大きなロスだ~~~。
地元の有志の方が制作した地図を印刷して持ってきていたけれど、それすら読めないなんてとしょんぼりしていたら、山頂で話しかけてくれた男性と再会。お互いに「えへへ……」と愛想笑いする。恥ずかし~~!山頂で出会った時間から今まで訳1時間。向こうは今まで私と会わなかったのは別のルートから下山したものだと思っていたのに今再会するってことは(こいつ迷っていたんだな)って思われることじゃん!!!
勝手に思われるのは嫌なのでこちらから声をかける。
「実は下山しようとしたら道に迷ってしまって今戻ってきたんです」
「僕も、道がよく分からなくて……」
同志!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一気に距離が縮まった。すまんな。私陰の者だから基本的に陽気に人を信じることが出来ないんだ。でもそうか~~~~~あなたもね~~~~~!!!!!と手の平を返す。
二人で地図(先方はヤマップ)を見ながらあ~でもないこ~でもない、としばし相談。先方が行きたい方向が私が昇ってきたルート上で見かけたことも話して、お互いに登山の話で少々盛り上がった。「ではまたどこかの山で!」と爽やかな言葉を交わしながら*1、こんなキラキラフィクションみたいな台詞を口に出す人生になるなんて……あと今日化粧しておいてよかった!!と、この出会いをしみじみを噛みしめる。あの、ふだんはすっぴんで登っているんで。日焼け止めが最低ライン。
さて、当初の予定ではこの後梅園に寄るつもりだったけれど散々迷ったので時間がない。こりゃ梅は見れないな~と思ったら
人の畑に植えられている梅に喜んで帰宅しました。
*1:もちろん向こうが先に声に出して私は追随した