肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

NHKラジオふんわり2023/9/28放送 ゲスト「川原和久」備忘録感想雑文!!!!!!!!

10/5の朝まで聞き逃しが配信されているんだ~~~~~~!!!!頼む~~~~~~!!!!聞いてくれ~~~~~~~!!!!!

www.nhk.or.jp

 

以下、めちゃくちゃ内容ネタバレをしているので、まだ聞いていないかたで配信に間に合う方はぜひ聞いてください。

www.nhk.jp

 

聞いた???最高最高最高最高最高最高最高最高最高だったね。

相棒ファン、川原和久さんファンは必見、いや、必聴だった。有休をとってよかったわ。ほんとうに。ありがとうふんわり、ありがとうNHK

正直この機会を逃したら、川原さんのラジオ生出演は向こう5年……いや、10年はないんじゃないか、と危惧している。息遣いや川原さんが存在していたという気配そのものを吸収しようと耳をそば立てて聞いたので、毎回聞いた後は一仕事終えたような疲労感でいっぱいになるんだけれど、その疲労感がとても心地いいんですよ。恵みの雨じゃないけれど、公式からの供給に天を仰ぎながらおおおおおおおおおおおおお………とその慈雨を全身で受け止めているというか。

演者ではない生原*1さんを見る機会だなんて、相棒コンサートか舞台のカーテンコールぐらいでしかお目にかかれないからさ……。あれも演じている役と素の川原さんの境目にいるものなので厳密には違う。となると、純度100%の演劇人川原和久に初めて触れているってこと?!?!?!生きている間に川原さんの生ラジオを聞けることができるとは……。

 

さっそく実況ツイートと共に、当時の心境とか聞き逃し配信を聞いた時の気付きとか書いていくぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

  • 8時台「六角精児の(先週の)今週のオレ!」

OPトークで今日のラインナップを紹介。ゲストは川原さんだ!!

「国民的テレビドラマと言われている相棒に20年以上、最初から出演されている。川原さんとちゃんとお話することは……。まあ!とか、よう!(という挨拶)はあるけれど。ちゃんと番組で話すのは10年振り。小堺さんのごきげんようで共演したことはあるけれど、トーク番組でしっかりと腰を据えて話をする機会はあまりない。」

六角さんは10年振り、というが、ごきげんようの放送が2015年3月なので実際は8年前だった。*2ごきげんようは探せば録画したBDが出てくるかもしれない。当時川原さんはケンミンショーや劇的ビフォーアフター等でゲスト出演されることがたまにあり、その度にTLで盛り上がった記憶があるけれど、ここ5年ほど露出がめっきりめっきり減ってしまった*3今こうやって、川原さんと同じ時を過ごしていることが信じられない。

 

さて六角さんの近況。

ライブに行った話や庄原の鉄道シンポジウムの話。そして北海道へ。他局の番組のロケで行ったようだけれど、廃線跡として橋脚が残っていて充実したところだった。と語る六角さん。食に関するロケだったようだけれど、着眼点の鉄分が多いんだよな。

広島県人からのお便り「広島県にきてくれてありがとうございます(略)芸備線は地元民だけではジリ貧からの廃線は免れないので、六角さんの言うように人を呼ぶ罠を作らなければならないと思いました」JR西日本管轄の民として、芸備線の問題はホットな話題だ。

鉄道に乗らないからと言ってローカル線の沿線の人たちは全く無関心になるのではなく、自分が年を取ったときに鉄道があったほうがいいのかなくていいのか。反対意見が出てもいいので意見を出した方がいい。という六角さんの主張にそうだよなぁ。と頷いた。普段は車通勤、休みの日は近場は自転車移動。街に出るときはバスが基本だ。鉄道は遠出する時か、目的地に駐車場がない場合、アルコールを摂取する目的があるときなどに使っている。でも誰もが老いていくし、生活環境も変化していく。赤字路線の沿線に住むことになるかもしれない。誰しもが自分ごととして意見を持つことが大事だな、と考えた。

 

秋の食べ物でお勧めは?お酒のあてにしたいのは?という質問→「松茸を食べてみたい!天然の舞茸もおいしい。」という六角さん。六角さんは食レポが苦手と言うけれど、開ききっていない松茸をじんわりとあぶってさ……という描写が上手!お腹が空いていたというのもあるけれど、食欲が刺激された。なのでこの日の晩御飯は舞茸とれんこんと鶏肉の炊き込みご飯を作ったよ。

 

  • 9時台10時台「俳優 川原和久さん登場!」

くぅぅぅぅ〜〜〜〜〜川原さんの第一声!!!渋良い声だなぁ!!もう!!!!!!!

「その辺は社会のルールからいうとおかしいですね!20年以上演って昇進しないっていうのは、なにかまずいことがあった?」と早速伊丹憲一の役職をイジる六角さん。「むしろ格下げに会った。昔は警部補だったが、警部補は現場にあまり出ないので、という意見があった。」え???ま????え???そうなの???この情報、初耳だったので普通にびっくりした。いや、もしかしたら過去見聞きしているのかもしれないが、少なくとも私の脳内では初見情報とカテゴライズされた。ほお……いつ頃だろ。初期〜亀山中期ごろかな?要調査。

お誕生日に川原さんが生出演されるラジオの初っ端お便りを読まれるなんて、ファンとして最高のプレゼントだ。はとさんのお便りが番組スタッフやふんわりリスナーへ「川原和久ファンの姿」として表明されたことが、普段インターネットの片隅で愛を叫んでいるだけの我々に陽の光が当たったようで、眩しいや、照れるやら、誇らしいやら……。

10月から新シーズンが始まるので、番宣??と思われるかもしれないけれど、違う。「非常に微妙な時期」と笑いながら喋る川原さん。時期関係なくただの偶然なんだよな。NHKだけれど、勝手に非公式で相棒を応援しております。と言ってくださる澤田アナ。リップサービスとはいえ、素直に受け取ってしまい、この時点でふんわりのことが大好き!!!!!!!!!と好感度バク上げ。チョロいね。

2000年に土曜ワイド劇場からスタートしたので、23〜4年。伊丹憲一を演じて、感慨深さとか印象深さとかありますか問われた川原さん。

大事に育てています。としか。特に大きな事もできないし。かと言って馴れ合いになりたくないし。」「映画も一本作られているし」「そうね」「突き詰めていく」

ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最近は伊丹憲一を演じる川原和久さんが好きになっているので、川原さんの口から伊丹憲一について語られるシーンが大好物なんです。インタビュー記事と違い本人の肉声として聞くことができたのはファン冥利に尽きる。

「撮影期間が長いってのもあるが、俺はちょいちょい他の仕事をしていたが川原さんは伊丹刑事をずっと演ることに揺るがないので、川原さんを見るためには相棒を見るしか無い!と(ファンに思わせるくらいに伊丹憲一を徹底している)いう風にしたの。昔の人みたい」「自分の意志じゃないよ。ちゃんと拘束されているから。たしかにお話を頂いても(マネージャーや相棒界隈に)伺い立てると、まあ、大丈夫ですと(先方に断られる)。捜査一課は無理なんだよね。」「よく出ているし、撮影が毎日毎日。2週間あっても結構取られる。鑑識なんか、一日鑑識鑑識鑑識鑑識鑑識って続いている。2話いっぺんに撮ると最低で3日で終わる。撮影というと拘束時間が長いし。」「役によってね。暇課長なんか2週間あっても一日で終わる。あそこ部屋だけだから。」

 

2週間が撮影の一区切りなのかな。と撮影界隈の話をほくほくしながら聞いていると………

 

 

 

「相棒の話で盛り上がっていますがある方と電話が繋がっています」

「暇か?」

「山にぃだよね!!」と嬉しそうな声を出す六角さん。この反応は六角さんも山中さんの電話出演を知らなかったのかな??それにしても山にぃ呼びなんだ。山西さんゲスト回を聞き逃したのが悔やまれる。

 

「今日は生活安全課の部屋から?」と茶化す六角さん。稽古前の自宅から。10/8が初日なので今月いっぱいで稽古場は終わり。

「全然暇じゃないじゃん。」「僕が暇なわけじゃない!!!」

そうそう。よく誤解されるけれど、暇課長は「暇か?」というセリフが有名なだけで、ノンキャリ組の中では本庁の課長職についている優秀な刑事なんだよ。そして課長と家ばパンダがついたコーヒーカップ。「あれ、全国で何人くらい持っているのかねぇ。テレ朝のおみやげコーナーにいくと、あれが目につくんだよね。」とぼやく六角さんに「お前テレ朝のおみやげコーナーにいってんの?*4やめなさいよ。」川原さん!??!?!お前呼び!!!!!!気を!!!!!許している!!!!!!リラックスしている!??!?!?!?!??!?!六角さんがパーソナリティとはいえ、NHKの、全国放送のラジオに生出演。シャイで照れ屋な川原さんなので、緊張しないかな、場が持つかな。ファンとしてはどんな形であれ川原さんの気配を感じられるならうれしいけれど、川原さんを初めて知る人は面白くないかもしれないな。などなど勝手に気をもんでいたけれど杞憂だった。*5

 

 

ここで3人で相棒撮影トークで盛り上がる盛り上がる。

・暇課長の出番ばかりあって、(しかも演者は)芝居の稽古も会って、某大物俳優が3時間待ちとかある。年齢的にはそんなに変わらない某、大物俳優。

・特命係に行かない限りは撮影現場で合わない。外ロケで一緒になったのは一回だけ?部長が記憶喪失になった回の……。

澤田アナが半ば強制的に会話をぶった切って六角さんも慌てて会話を終了。

山西さんから見た川原さん

昔から老成していた。肝が座っていた。チャラチャラしていない。伊丹憲一そのまま

山西さんのコメントを聞いた川原さん「役を近づけるという話があるが、どうしても寄っていくし。ずっと見ているとその人だと思うことがある。」

 

プライベートでしょっちゅう会うわけじゃないしね。

 

芝居ではないから、終わる時間が違うから、終わったあと一緒になることがない。

 

20年前と印象が変わらない。3人共20年前から変わっていない。進歩してない。

関西の方で部長刑事という生放送で50年くらい続いた番組がある。20年前から、同窓会を現在進行系でやっているのは貴重。科捜研は相棒より1年先だけれど、1クールだし。

 

なるほど~~~~~~。飲み会って、終わる時間が一緒だから成りっている部分があるんだな。と感心した。学生も、社会人も、アルバイトも、友人同士も、何か用事が終わってそのまま帰宅するんじゃなくて、用事で集ったまま呑みに繰り出せる関係性が、飲み会を維持させるのか。*6

川原さんが別れ際に「また現場で」といっていたのが、業界人っぽくて、好き。

 

川原さんのバイオグラフィーが読まれているーーーーーー!!!!!!!

NHKでの出演作も紹介しているのは流石である。創作ラジオドラマ………??初耳だぞ??!

 

 

出身地である北九州はは男が演劇や音楽をやるのがおかしい。という土地、時代だった。中学は野球部だったので、高校でも野球をしようとしたら弱小だった。サッカー部のヒエラルキーが高かった。ぷらぷらしていると友人に演劇部にさそわれた。映画とか時代劇を見るのが好きだし、少し興味があったので入部。川原さんが入部した時は県大会出場は確実、という実力だったらしく。相当演劇に真剣に向き合っていたのかな。大学進学として日大の芸術学部演劇学科を選ぶくらいだし。

 

 

川原さんの高校時代で思い出したが、私の出身高校も全国大会常連校だった。*7それは顧問の先生の指導がとても素晴らしかったからだ。練習を怠けること以外で怒ることは無く、それでいて指導は的確で、原稿作成や番組構成などで私たちのやりたいことを最優先に考えてくれ、また、高校生らしく暴走してしまいがちな私たちの手綱を見事に握っていた。先生の言うとおりに直すと格段に素晴らしい原稿へ代わり、大会前に先生と向かい合ってアナウンスの練習をする時間は、私なりに努力したという意味で青春の煌めきと言うべき素晴らしい思い出だ。先生は私が三年時に転勤してしまったが、シーズンになると私達の部へ指導しに来てくれていた。当時からなんて熱心な先生なんだと感動していたが、今考えても、先生の熱意と指導力に恵まれていた。I先生、ありがとうございました。

 

 

閑話休題

私はまったく演劇界に疎く、Twitterで流れてくる情報が主なソースというぬるま湯に足先を付けて喜んでいるようなにわかだ。なので川原さんが演劇の雑誌に載っていた「山椒魚を覚えている」と言ったり、六角さんの「俺たちは高校演劇界では有名人だった」という発言の意味を、今更ながら知って恐れおののいております。

なので、ツイート内容は勘違いです。「横内謙介が書いた「山椒魚だぞ!」が演劇コンクールで全国2位になったので、神奈川県立厚木高校演劇部が有名だった。」ですね。

 

話の流れとしては、川原さんのラジオを聞くために有休をとったというお便り→ドラマ相棒の番組宛にファンレターって来るの?→いや……事務所の方には数人。→ほんとに?きょうめちゃくちゃお便り来ていますよ!?!?

 

数人!?!??!?!?待って待って、ということはちょっとあの、本間先生もビックリなおこがましいことを想起してしまったんですが、もしかして私のお手紙って、認知されている可能性……ありってこと!??!?!?!?

そりゃあの、舞台出演後に出待ちをしたり、スタンド花を送ったり、年に数回定期的に必ず感想やプレゼントを送ってる熱心な推し活をしている人々に比べたらおままごとだけれど。好きな作家にファンレターや励ましのお便りを送ったことは無いし、定期的に書き綴っているのは川原さんだけだけれど。それでも!!!!!!文字通りの意味でとらえるなら、川原さんの手元に届くファンからの手紙は片手、もしくは両手で数えるくらい。そのうちの一つは確実に私だ。

いままで一方通行だったファン活動にほんの一瞬だけど返事が返ってきたみたいだ。川原さんへのお手紙は所属事務所の検閲を通り抜けて本人の元へ届いているはず、と何の根拠のない自信だけで投函してきた。最悪、事務所預かりになって川原さんが読まなくても、事務所へファンの存在は認知されるだろう。と慰めてきた。

良かった。いままでお手紙を出してきたことは無駄ではなかった。

推し活の1つのゴールに達したような達成感と満足感があった。もちろんこの発言だけで「赤井まおの存在を川原さんが認識してくれている♡」なんて思い上がっていない。そんな認知じゃなくて、ええと、なんていうのかな。川原さんが事務所を通してファンレターが来ることを公言してくれた。川原さん宛にお手紙を書く人がいるんだということが知れ渡った。自信をくれたんですよ。私の推し活の方向性は間違っていなかったんだって。

横内さんら六角さんの高校の集まりを中心に結成された善人会議(のちの扉座)。同じ時期に劇団ショーマが結成。合同公演の練習として日大の42番教室で出会った川原さんと六角さん。*8稽古としてシノザキシステムを取り入れることに。

シノザキシステム=お芝居のためになる肉体訓練、エチュード?結構きつい体を動かす。ダッシュストップモーションを繰り替えす。六角さんの動きを見て「うわあ……奇怪な動きだ。運動は出来ないんじゃないか。」と川原さんはいぶかしんだ。

 

 

扉座の岡森さんに上記の紹介をされて「そうだけれどね。うちの劇団は(時代の波に)いっているけれどね」と受け止める川原さん。ほんとに実力*9があって、その自信がカッコイイ。今は無きショーマのHPをアーカイブで見ると若川原さんの痺れる色気が美しくて、90年代00年代の舞台人の川原さんを見たかった…。

「マラソンで並行に走っていたのに抜き去られた、それが劇団ショーマだった。」六角さんの表現が当時の小劇場界隈を感じられる。

家(うち)では時計見ながら(飲むので酒量が把握できるけれど)、外では注がれるまま。酒クズかい!!!!(笑顔)

 

お酒のエピソード→下北沢で六角さんとけんかした。*10六角さんと川原さんが後日店に行くと、数人しか入っていないのに「満席です」と言われ、その店は出禁扱いにになった。

 

ミュージックアンドボディという、音楽をかけながらエチュードをする稽古法をショーマでやっていた。荒井由実さんの「翳りゆく部屋」で、結構いいお芝居ができた記憶がある。

わあああああああ!!!!!!!!!観たいみたい観たい!!!!!!音楽に合わせてお芝居する川原和久観たいよ~~~~~~~~~どこに行けば見れるの???????タイムマシン????????ドラえも~~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!当時も稽古だから関係者以外知らないことなんだけれど、こんな話を聞いたらさあ!!!!!

すいません、正確には営業後のホテルの厨房の掃除です。

舞台監督も同じバイトをしていた。川原さんもたまには(バイトに)出てくださいよ。と言われて本番後の打ち上げに参加せずにバイトへ向かった。空しかったな~~~。と思い出す川原さん。酒飲みとして完成されている。

六角さん「お芝居が終わった後のお酒がおいしいのか、お酒を美味しく飲むためにお芝居を頑張っているのか」川原さん「千穐楽が終わってバラシて、その間に水でも飲めばいいけれど、最初の一杯はビールと決めて、からっからに乾いた体にビールを流し込む」

 

俳優でも食べれていたけれど、仕事ができたので、塗装の現場を任せられる川原さん。同じマンションに住んでいたので職人スタイルの川原さんを見たことがある六角さん。

職業欄に俳優と掛けないけれど、ナレーターの仕事をしていたので職業:ナレーターと書いた川原さん。同じマンションに役者がいて、よく家賃を滞納している*11。けれど地方に行って戻ってきたら払ってくれる、と言われた川原さん。文学座とかの大きな劇団の地方の人かな?と思ったらしい。

 

部屋の下に黒いごみ袋が山積み*12になっている一室がある……とビックリした川原さん。

 

 

番組スタッフに拾ってもらって、澤田アナに読んでもらいました!!!!!!ヤッターーーーーーー!!!!!さすがに絵文字は読まずに文字の部分だけ。それでも澤田アナの美声でしかも、心の中で叫んでいる思い通りの長音で読んでくれて、解釈の一致!!!!プロフェッショナル!!!!!!!

 

 

さて、同じマンションだった六角さんと川原さん、こんな出来事もあったようで……

 

ポストも上下だった。山地克明(六角さんの本名)名義の消費者金融からの手紙が川原さんのポストに入っていたり、しょうゆを貸してくれと部屋を訪問されたり(ついでにお酒も狙われる)していたので、六角さんを避けていた川原さん。

 

ある日、マンションを出ると川原さんも同じ電車に乗っている、同じ駅で乗り換えて、同じ相棒の撮影現場*13へ向かっている。「はは~ん。この人は今後、2時間ドラマとかで一緒になるかもしれないぞ。あんまり馴れ馴れしくして嫌われないようにしよう。お金も借りようと思っていたけれど止めておこう」

 

 

川原さんが六角さんが提示したテーマに沿った音楽を選曲。それを受けて六角さんなりのアンサーをお互いに紹介していく、というコーナー。

①高校時代に聞いた曲

②ドライブ中に聞く大好きな曲

③(打ち上げで)セッションするならこの曲

【メモ】ギターを練習していた過去がある川原さん。

自分なりの好きな曲を集めたカセットテープを好きな人にあげて、惨敗した思い出がある六角さん、ラジオは自分の好きな曲を流せれる!とラジオ番組をやっている原点を告白。「お前の押し付けカセットテープから始まったのかよ」と突っ込む川原さん。

 

【メモ】昔、扉座の岡森さんからもらった古いシビックに乗っていた川原さん。

六角さんを恋愛対象としているのではなく、軽快なトークで場を盛り上げてくれそうだな、という意味です。念のため。ちなみにその彼と別れた後、彼とドライブした地で友人と遊んで思い出を上書きした思い出があります。

 

 

タンバリンを叩く川原さん見て~~~~~~~~~!!!!!!!絶対にかわいいじゃんか~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!

撮影が終わる時間がバラバラなので、プライベートを知る時間がない。と前半で話していたのを知っているだけに、捜一で呑みに行く話はグッとくるものがあった。篠原さんが2人を誘っているのね~~~~。最初に声をかける時はめちゃくちゃ勇気がいっただろうな。撮影現場では仲が良さそうだけれどプライベートで呑んでいる噂はこれまで全く聞いてこなかったので。出演者が仕事以外の時間で会っている。まさにプライベートでも仲が良いってやつじゃないですか!!!!これこれこれこれ!!!!!この裏話!!!!!!!良質な栄養素だ。

あと、小野了さんとは飲みに行っている、発言に解釈の一致〜〜〜!!!!と笑っちゃった。

 

ちなみに、おとなのデジタルTVナビの寺脇さんのインタビュー内で、(前シーズン〜今シーズン撮影中に)川原さんとどんなお話をされました?という質問があり

「1〜2回、飲みにも行ったかな?飲みだけではなくて、お昼のお弁当を豊さん含めた皆で一緒に食べたりして、士気を高めています。」と答えていたの。

その前にも伊丹憲一と亀山薫の関係性について語っていたけれど、川原和久と寺脇康文としても語ってくれた!!!!!!インタビュワーさんナイス!!!!“解って”いるね!!!!!!と心の中でガッツポーズをしたよ。そうかーーー。やっぱり呑みに行っているのね〜〜〜〜〜〜(ニチャァ笑顔)

 

「セリフが入らない」「出てこない」「舞台上で相手のセリフが出てこない」と言い合う2人。年齢を感じさせる発言ですのう……と聞いていると、舞台人あるあるの「セリフが飛ぶ夢」「人の名前が出てこなくてオロオロしている夢」を見ることがある。と続いた。

わっ……!!ほんとにあるのね!!!素人が考える俳優あるあるが本職の人にとってもあるあるなので、やはりなんというか、セリフを覚える行為というのは、演者にとって基本中の基本中の部分なのですね、と感心した。

 

川原さんの最後の言葉「どうも皆さんありがとうございました」

こちらこそ!!!!!!!!!素敵な時間をありがとうございました!!!!!!!!!

 

  • 11時台「まいにちリクエスト」

演じる場面だけでなく、その演じた人物の背景も感じられる演技が魅力。というお便りを受けて、

お芝居って誰かを演じている。何かを演じるためには客観的に見なくてはいけないけれど、人間と人間のぶつかり合い、人と人とのランデブー。若い人はエネルギッシュで年を経れば経るほど人間としての深みが出てくればいいなあ。

俳優六角精児の演劇に対する姿勢が垣間見えたような気がする。

 

最後に六角さんの川原和久さん評が秀逸だったので紹介します。今となってはきっかけを忘れてしまった私が伊丹憲一を好きになって川原さんを応援する理由。その一端は確実にこの言葉に繋がっている。と確信しました。

同年代の同じ時代を駆け抜けている俳優からの推しの評価、という面でも貴重。

熱烈なファンが伊丹さんには多い。それは川原さんが誠実に向き合っているから。拘束時間が長いからというのもあるが、相棒がある限りは他のことによそ見をしないで前だけを向いている。懐の広いところもある。(略)兄貴と呼ばれる人間性の広さや線の弱いところがあって、人間らしくて誠実な方が役者をやっている。そういうところに魅かれる方がファンをやっている。(略)

本当なら他の仕事やいろんなことができるのにやらなかった。伊丹憲一に注いでいる。

川原和久さんが伊丹憲一を演じてくれてありがとうございました。20年以上同じキャラクターをよそ見せずに演じて下さっているおかげで、川原和久さんという俳優を知り、私の人生に彩と様々な感情をもたらしてくれています。

どうかいつまでも、伊丹憲一を大事に育ててください。私も川原さんに恥じないよう、何か一つのことを真剣に取り組める人生を歩んでいきたいです。

 

 

 

  • おまけ 川原さんに通じるコーナーは終わったけれど、もう少しだけ続くよ

 

まいにちリクエストも採用されたーーーーーーーーーーーー!!!!!!映画版「容疑者Xの献身」主題歌「最愛」!!!!!!ダメもとで送っておいてよかった!!!!!!!私がメリバ好きだったり、バウムクーヘンエンド好きだったり、ビターエンドでは満足できなくて、誰もかれも少し不幸になるやるせない結末好きなのは確実に容疑者~の影響ですね。そう考えると私の原点。

あなたの性癖はどこから?私は容疑者Xの献身から。*14

ちょうど伊丹憲一から川原和久と言う俳優に興味を持った時。相棒の本放送が終わった後に舞台出演があると知り、観劇してみようと思い立ってチケットを取った。観劇するのも初めて、なんなら一人で県外に行くのも初めてだった。色々な意味で思い出深い作品。

 

映画版で最愛が流れる中、バラバラになった富樫の死体を船上から引き上げる映像が流れつつエンドクレジットが流れる演出を「個人的邦画の中でベストエンディング」というのは中々狂っているなあ*15……と思うけれど、正直今まで見た邦画の中で3本の指*16には確実に入るくらい完成された作品だと思っている。

 

最後のツイートがこれかい!!!!!!とずっこけたくなるけれど、まあ、私らしくて良いよね。

 

 

情報を求む!!!!川原さんが飲んでいるペットボトル飲料を特定したい!!!!!!

 

現場からは以上です。

 

*1:自分の眼と川原和久さんの間に何もなく、ダイレクトに川原さんを見ること。

*2:別番組のラジオや対談企画はあったかもしれない

*3:内輪向けの円盤収録のメイキングやインタビューは別として。雑誌掲載やWebのインタビュー記事系の露出は時々あった。

*4:六角さんの理由「テレ朝行くときにあそこ通るじゃん!どんな新番組がやっているのか、見に行って、お土産コーナーでまず目につくのが暇カップ」めちゃくちゃ分かる~~~~。六本木のテレ朝本社に行ったことがある方なら首肯してくれるはず。現行放送番組の大きな垂れ幕と、番宣が延々と流れている巨大モニター。そして正面玄関右横のテレ朝ショップ!!!!

*5:川原さんは兄貴と呼ばれるくらい大人で魅力あふれる人間なので、失礼にもほどがあるけれど、正直本番まで時々想定してしまっていた。マイナス思考。

*6:飲み会で仲良くなっているのかそもそも仲が良いのかは、鶏が先か卵が先か、みたいな問答だけれど、きっかけとしては呑みに行ける環境が整っているのが先かな、と思います。

*7:競技人口が少なかったので大会と言えばいきなり県大会。団体では1位が、個人では1位~3位がそのまま全国大会に出場だった。

*8:この話は鉄板らしく、XDAY公開時に放送されたラジオでも話していたらしい。とTLで知る私。え。まってXDAYラジオ?!?!?!今初めて知った……

*9:シアターグリーンでで行われた公演「ボクサァ」が演劇フェスティバルで特別委員賞を受賞

*10:これも鉄板エピソードらしくTLで言及している人がいた

*11:小劇場ではそんなことは無い。というので給料体型は(金額は別として)しっかりしていたのかな。ショーマが売れっ子だったので金銭的な不安定さはそこまでなかったのか。この辺の話は興味深い。

*12:引っ越しの時にごみを整理したら今まで見たことのない赤い昆虫がでてきた。「その昆虫が俺の部屋に入ってきた可能性もあるってことだろ!」と怒る川原さん。

*13:当時の台本はメインキャストの名前は印刷されていて、間に合わなかった役名などは後から自分で白い付箋で書き込んだ。という懐かしエピソード。わあ、こういう、絶対に表の歴史書には載らない細かい思い出、見たい名をもっと聞きたい。

*14:同様に白夜行幻夜も好き

*15:物語の後日談だったり、登場人物の日常だったり、作中に登場したキーアイテムだったり、色々な映像を流せるけれど、すべてのトリックが明らかになって石神の献身も無駄になってしまって、花岡靖子が泣き崩れながら「私も罪を償います」なんて、石神からしたら信じられないバットエンドだ。湯川先生は友人をを塀の中へと送り、内海は先生と断絶期に入る。事件の決着として富樫の死体を見つけたことが物語の着地点になっているけれど、登場人物たちは少しずつ不幸になっているんだよなあ。と感じられるから好きなんですよね。

*16:残る一つは相棒劇Ⅱ