WW1が始まった時に「クリスマスまでは終わる」と陽気に列車に乗って戦地へ向かった兵士を思い出した。実際は1914年7月28日に始まった戦争は1918年11月11日に休戦協定が締結されるまで4年間続くわけで。人々は勝利を楽観し、盛り立てられ、戦争を終わらせるための戦争の熱気と共に、家族や友人恋人とクリスマスの再会を約束して戦地へと赴く兵士たちは映像の世紀のイメージだ。
2020年2月に始まったコロナ禍の当初、オリンピックまでには終わるだろうと楽観視していた自分と当時の兵士たちにどんな違いがあるだろうと考えた。映像の世紀を始めてみたのは何度目かの再放送がされた小学生の時だったたが、それでも戦争が半年もせずに終わるだなんて本気で考えていたんだろうかと疑問に思った記憶がある。なんて愚かなんだろうと。
しかし、5年後、10年後、100年後の歴史の教科書で2020年2021年2022年がどんな記述をされるだろうか。と思いを馳せると、とてつもない大きな歴史の変換期の狭間にいるんだと不思議な気持ちになる。*1「2020年がまだ平和だった」と思えるなんてコロナ禍が始まった当初は考えもしなかったもんね。
映像の世紀あるあると言えば「作家のフィッツジェラルドの手記引用されがち」*2だ。いつか文章を読んでみたい。
いきなり映像の世紀の話を始めたのは、最近カラー版の映像の世紀を見たからだろう。日曜日の午後、再放送されているものを数分見ただけだが白黒が当たり前の時代に色が付いている違和感と衝撃がめちゃくちゃ面白かった。丁度ヒトラーが台頭してきたシーン。彼が着ている茶色の軍服を見て、マイケルがドイツで茶色の服を着た連中に襲われたかもしれない……とイーディスが知るシーンを思い出した。世相から考えて言わずもがなナチス党のことだと察したけれど、実際の映像を見てほんとに茶色なんだなと実感。*3
数億年振りにiPadのアップデートをやるか!と重い腰をあげた。
iPadにDLしてあるアディダスアプリを起動してテレビにミラーリングしようとしたが、うまくアプリが起動しない。
ミラーリングするためのGoogleHomeの接続が上手くいっていないようだが、そのときふと、「設定」アイコンに赤いバッチが付きっぱなしなことが気になった。
ふだんならWi-Fiを切ったり付けたりコンセントを抜き差しするのだが*4その時はアプデをすればなんらかの作用が働いて接続できない問題も解決するじゃないかと閃いてしまったのです。
スマホは自動アップデートなので、手動なiPadに面倒くささを感じながらも、更新ボタンを押したら終わるだろうと気楽に考えていたら。あなた。二日経った今(4/7夜)もアップデート終わっていませんからね。
自動アップデートができない理由としてストレージの空き容量が足りないらしいので、アプリの休眠・削除、写真と動画を削除。*5それでも減らないので再起動を繰り返してようやくiOS15.4.1を迎え入れる準備が整った。
決意から一時間強。満を持して更新アプリをDL。アイコンのなんかしらのギアがぐるぐる回っている間に入浴と晩御飯を済ませると、DLが終わったようだ。すかさず「今すぐインストール」をタップ。
「アップデート確認中にエラーが起きました」
…………………は~~~~~~~~~~!!!!(ゆっくりと上半身を床に倒して大の字)
なんじゃこりゃ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!