肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2022/5/9 上司が嫌過ぎて出勤拒否したら緊急面談した話/ハラスメントに屈しないで

 

ここ数か月、Twitterに上司の愚痴をこぼしていたけれどついに我慢ならなくなったので上長へ直談判した。

私は自他共に認める神経図太い人間で、大抵のことは一晩寝たらリセットされてしまう。もちろん清々しく目覚められる日なんて一年のうち片手で数えられるくらいだけれど、起きたくなくてもその日やることをシミュレーションしたり、匿名ラジオやイタミンの音声を爆音で再生すると、なんとなく起きてみようかね。と徐々に起き上がることができるのだ。

しかしこの日は本当にダメだった。自分を鼓舞するために色々試みたが布団から顔をだしてスマホで時刻を確認することがかろうじてできる程度。脳内シミュレーションをするために今日の仕事のスケジュールを思い出すとどうしても上司に連絡したり承諾を受けないといけない仕事が出てくる。「あの人と喋らなくちゃ」と考えると体が動かなくなったんですわ。

 

出勤時間を過ぎたあたりで「本格的に仕事できないな。もしかしたら午後からなら動けるかもしないが、とりあえず今は職場のこと考えたく無い。っていうかあそこで働き続けるの無理だ。今ならなんとか退職の意を伝えられそうだ。職場より己の精神と体が第一だもんな!!!!!!!!!!!!鬱になる前に辞めよう!!!!!!!!!!!!」と思い立ち上長に相談。退職とかこの日記でも公言していんかったので急展開とお思いでしょうが、私が抱く上司に対する不信感の大元は私が配属された時に起きたとある事件がきっかけで。自分でもその事件がトラウマになっているなと感じる部分があったのだ。辞めるならその事件で私がされたことを洗いざらいぶちまけてしまおう!!!と決心したのです。また、普段の上司の仕事っぷりをお守り代わりにコツコツと認めていたので、いざとなれば徹底的に戦うぞ!!とここでようやく起床のモチベーションが上昇。

突然の連絡に衝撃を受けた上長から「もし来れそうなら面談しよう!」と連絡があり(私は普段末端の拠点にいるが、上長は普段支部に在籍している)上司が待つ支部会議室へと赴いたのだ。

 

 

ただまあ、私も運転中に気持ちが落ちついてきて「いきなり思い立って退職は現実的じゃ無いよな。しかし今後上司と一緒に仕事はできないな。どちらかが辞めるか、異動になるかだな。」と考えがまとまって面談と相成りました。

ここまでがツイッターでも報告した顛末です。心配してくれたフォロワーさん、ありがとう。リア友達、ほんとにありがとう。

 

 

その後5/9に今度は本部の人事担当者が支店にやってきて、私、上長、人事担当者の三者面談。

結果的に私の要望がストレートに通った形になり、一旦この件は区切りがつきました。

 

去年から色々愚痴りまくった(今考えると強烈なエピソードなので聞かされた方のメンタルがしんどくなったかも。すまぬ。)リア友達、私の精神を安定させてくれて大変助かりました。両親もアドバイスをくれてよかった。(彼らに具体的な事件内容までは言えないが)

 

今はリア友に笑いながら(あの事件のことは笑いながらじゃないと報告できない)おはなしするのが精一杯だけど、いつか増田に書けたらいいなと考えているよ。もちろん、このやり方以外にも相手へ確実な攻撃を仕掛けたり私のメンタル回復にもぴったりな方法があったかもしれない。だいぶ端折っているのでなんだか中途半端な記事になってしまったかも。

 

 

とりあえず今回の件で声を大にして言いたいことは、もし今、職場や学校や家庭や所属しているコミュニティでハラスメントや嫌がらせを受けているあなた。あなたが辛いと感じたら、声をあげよう。具体的に声を出して当事者と話すことが難しければ、自分がされたことの記録をつけたり、外部や第三者に相談したという実績を!!!

私は幸いに友人と上長に恵まれたのですが、もし頼れる人がいなければ相談センターや自治体の窓口に電話してみるのも手だよ〜。(私が電話に抵抗感がない人間というのも大きいが)相談日付と電話番号と電話口の人の名前を控えておこうね。私も一度労基に電話相談してるし。自分以外にもこの事実を知っている第三者がいる、ということは何かあった時のつよつよカードになる!!と私が信じているっていうのもあるけれど、1人で抱え込んでいたら今頃患っていたかもしれない。本当にお守りみたいな安心感がありました。

 

どんな理由であれ、特にセクシャルなジャンルはハラスメントの程度に関わらず、やった側が悪いです。あなたは何も悪くない。

ここまで書いておいて「デリケートな話題だから大声で主張しすぎない方がいいかな」とビビっているけれど、気が変わったら消すか、増田書くよ……。

 

 

 

5/24追記

この記事を完成させた当時は、正直きっかけとなった事件は「嫌な記憶」としてカテゴライズされていた。日常生活中に突然記憶が甦って泣き叫んだり、上司と話すことすらできない、といった一般的なフラッシュバックの症状は出ていなかったのだ。相談した人には当時の感情を思い出すと鬱屈とした気持ちになる、と話していたため「そこまで嫌がる感情は肯定するし、気がつかないだけでフラッシュバックもしているんじゃない?」と言ってくれて「そんなもんかな?」とそのお気持ちを頂いていた。上長との面談から数週間経った今、幾分か気持ちは落ち着いていたんだ。落ち着いていたんだよ。でもね、今日きっかけとなった出来事に酷似する環境になりかけたんだよ。

 

あの日の、あの時、あの空間、記憶、感情が、まるで一時停止していた動画を「最初から再生」したかのように脳内で甦った。その場に誰ももいなかったら思いっきり顔を歪めて唸り出したくなるほどだった。胃の中に重い石が沈んでいるような気持ち悪さを感じた。直後何も事情を人に話しかけられてそっちに意識が向かったので、とりあえず平静を装うことができたけれど、その時にはっきりと「フラッシュバックしているな」と自分を客観視できた。実は以前も似たシチュエーションになったことがあり、その時も嫌で嫌で苦痛で仕方なかったけれど、偶然に第三者が介入してくれたことがあった。今考えるとあの時は今日のように「具体的な記憶」が甦る以上に拒絶反応が大きかったのかもしれないし、気づかないだけでフラッシュバックしていたかもしれない。

 

私は普段自分の感情に正直かつ全肯定するマインドで生きているけれど、これを書き込みながら、過去の私~~~~!!!と叫びたくなった。友人達にヘラヘラと笑いながら笑い話のネタとして話していた過去の私!!!と肩を揺さぶりたくなった。そんな!!!そんな一時のネタにするんじゃないよ!!!(聞かされた友人達は本気で心配してくれた)あんたが思っているより私の心は結構傷を負っているんだよ!!!!自分の想の事ながら、今の今まで気づいてやれなかったことが悔しい。

トラウマは完全に癒えないかもしれないが、今後の人生で傷口が薄くなるといいですね。

追記終わり

 

 

 

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風呂桶と布巾と母の日のプレゼントを購入。桶を小脇に抱え店内を移動していると、大学の寮時代を思い出した。当時もお風呂セットを桶に入れて浴場に通っていたな。