肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2/25(木)

休みを貰って病院通いの日。

いろいろ回って最後に眼科へたどり着いた。

コンタクトレンズ購入のための検査を受けに来たのだ!!!!

 

自分の人生半分以上の年月を眼鏡をかけて生きてきて初めて「コンタクトを着用する」という選択を決意した。コンタクトデビューをするタイミングは数度あったが、眼鏡を貫いてきたのは己のアイデンティティであるとバチバチに意識しているからだ。

仕事の付き合いがある人やプライベートで親交のある人ほぼ全員が赤井まお=眼鏡と認知していることを誇らしく思っているし、スクエアやオーバルのフレームが似合う自分の顔が好きだし、ドライアイなのにデスクワークな仕事なのでブルーライトカット仕様レンズの眼鏡をかけて少しでも目に負担を減らすことができるし、弦を耳にかけるというワンモーション(私は眼鏡を折りたたまない)で寝落ちできるし起き立て5秒後には活動できる。無人島に一つだけ持っていくとしたらもちろん眼鏡だし、眼鏡柄の小物やアクセサリーがあると気になってじっと見つめてしまう。

f:id:ma0ma0:20200725181742j:plain

なので相棒の眼鏡Tシャツは数ある相棒グッズの中でも一番のお気に入り。着倒しすぎてくたくたになっているのでもう一枚余分に買っておけばよかったと後悔している。

*1

もちろんポジティブな面ばかりでもない。*2

でもメガネ一択の私に「眼鏡をかけていつも通りの私もいいけれど、人生レベルの友人達と出席する結婚式と披露宴なのだからなるべく私も外観から気合が入っていることをアピールしたい。なにより主役の友人も普段は眼鏡をかけているけれどどここぞという時はコンタクトを付けているし…。よし!私もコンタクトというものをつけてみよう!!」と決意させ眼科を受診させた「披露宴の友人スピーチを頼まれた」意気込みは自分でも驚嘆する。

 

 

 

視力検査や眼球の撮影など粛々と終え、ついにコンタクトレンズを借り装着………するはずが

 

 

これがまっっったく目に入らない。

 

 

おかしいな。身の回りのコンタクトレンズユーザーはもっと簡単に瞬きしている間にスッと装着していたのに。

利き目である右目に入れようとするも

①右手中指で下まぶたを、左中指で上まぶたを開いて目を開ける。

②両の目を見開きつつ

③右人差し指に載せたレンズを眼球に乗せる

④瞬きをして位置を調整

この①の段階で目を反射的に閉じてしまう。眼瞼閉鎖反射が過ぎる。頑張って目を見開いても眼球に乗せるという行為に恐れをなした指がひどくスローモーションで見開きに耐え切れなくなって瞬き→最初から(最初も何も一番初めの段階でつまずいている)である。

うっそだろじぶんでもこんな…いやいやコンタクトレンズを付けない理由として「目に異物を入れるとか勘弁w(と言いつつ実際はやろうと思えばできますけど?)」みたいなこと抜かしていた過去の私!!!!今!!!!その言葉が呪いとなって跳ね返っていますからね!!!!!目を開けるという初歩の初歩ができなくて看護師さんも呆れているし!!!隣で同じくコンタクトレンズデビューを果たそうとしている少年は装着後の視力検査を終えて外すところまで進んでいますよ!!!!!

あまりのてこずりっぷりに見かねた看護師さんが入れてくれ(ここでも視線を下に向けることができなくていたたまれない空気になった)よろよろと視力検査へ。

流石に外しは自分でやりましょう!と勧告されるも、入れることさえめちゃくちゃ難儀したのにもう一回あの地獄を繰り返すの???これ以上目に指を近づけるだなんて信じられない。コンタクトデビュー!!!!という浮ついた感情は看護師さん圧迫感を思い出してを抑え込まれた。*3そしていよいよ脱着の時。「レンズの上はいくらでも触っていい」「怖くて一気に済まそうとするとうまくいかないから少しずつはがすように」などアドバイスを受けてなんとか外すことができた。*4右目が終わったタイミングで看護師さんに「今日は左目が外れたら一旦終わりにしましょう。後日練習に来てくださいね」と言われ「うげええええええもう一回練習に来なくちゃいけないのかよ!!!」という面倒くささよりも「ヤッピ~~~~~!!!もう片方外れたら帰れるぜ!!!!」と単純にこの場から逃れることができることに嬉しさを感じてしまい、ああ、私は根本的にコンタクトレンズが合わないんだなってしみじみしました。

 

 

はたして私は無事にコンタクトデビューを果たすことができるのか???そもそもちゃんと練習に行くのか????こうご期待!!!!!

*1:Tシャツの元写真はこちらから。この時の旅行記を書き上げるのはいつの日になるやら…

ma00720.hatenablog.com

*2:化粧はほぼ勘だし、ごくたまにアイメイクを頑張っても眼鏡に阻まれる(逆に普段はどうせ眼鏡だしと手を抜いている)、フレームと弦で阻まれているので視界が限定されている。鼻あての後が赤く残るし、顔全体が油田かな?レベルの油脂に悩まされる私はいつの間にか眼鏡がずれて桃屋の人みたいになる。

*3:それでも鏡を見て眼鏡をかけていない自分の顔がこんなにくっきり見えることに少し心躍った

*4:タイムラインを確認すると眼科には1時間半以上滞在していたけれどそのうち30分はレンズと格闘していた自信がある