タイトル長いな!!
と、いうわけで、最近読んだ本&映像作品冠城君バージョンです。常々言っている事だけれど改めて読んだり見たりすると、初動の時とは違った感想やポイントに気づいて面白い。相棒は基本的に一話完結なのでどこから見ても其れなりに楽しめるけれど7年の歴史を感じるためにも初登場S14の一話から読みました。あと、めちゃくちゃ書きかけなのは途中でほったらかしておくと冠城くんに卒業までに間に合いそうにないので取り急ぎアップしているだけです。きちんと完成させるよ...!させるはずだよ....!頼んだぞ!未来の私!
「相棒 season14 上中下」(碇卯人)
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フランケンシュタインの告白
自己紹介のシーン
亘が「どうぞ」と身分証を呈示する。
ここ!映像では身分証の向きが逆になっていたんだよねー。課長とのやり取りはいかにも「お客様」だけれど、右京さんとは初っぱなからこれだよ。わっくん好き(唐突にお姉さん)にわか仕込みの相棒となった右京さんに対して「面白くなってきた」と感じるのは日下部事務次官を「おもしろい人」と感じ入るベクトルと同じかなーと思った。美女に平手打ちを喰らわされる冠城亘、文字で読んでもめちゃくちゃ面白い。杉下右京をミスターデンジャラス呼びする冠城君。
「じゃぁ、親しみを込めて右京さん。もうですか?」
親しみを込めて呼びだったんだよな~!!ここでさ!絶対に右京さんの脳内では亀山くんの事を一瞬思い出しているよね!!直接的じゃなくてもさ!片鱗としてさ!!思い出していなくても俺の相棒ワールドの杉下右京はそういう奴だから。(強火の二次創作)
右京さん、あなたは空いての守りをぐいぐい打ち破るタイプじゃありませんかね?鎧の上からでも細い矢を打ち放ち、ニの矢三の矢を繰り出して、やがてひびわれたところに超弩弓の矢を打ち込み、陥落させる。
数日一緒に過ごしただけで杉下右京という人間をここまで見抜けるなんて、冠城くんってめちゃくちゃ人間観察が得意だし言語センスに溢れているし、ビジュアルが反町隆史だし、ハイスペにも程があるな。
日下部さん、法務省に戻れと冠城くんに誘うも断られ「俺が戻ってこいと言ってるんだ。嫌か?」ってさーーーー!!!!もーー!!!!ほんと!!相棒ではおっさんがおっさんを可愛がる描写に定評があるけれどこれはさすがに直接過ぎる。俺の言葉が聞けないなら辞表を出せって、それ半年後に実現するからな!!!自分の言葉に責任もてよ!!!(情緒不安定)
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或る相棒の死
撮影録音機能付きの野暮ったいメガネすら似合うんだよな~も~!!ほんと!!
万年筆に刻印された女性の名前に興味をもつ右京さんに細かいところが気になる癖を「直しません?」と進言するのか~しかも!二作目で。声に出すところが彼らしい。
甲斐パパが立てたお茶を「1日に取れるカフェインの量は決まっている」のでそれぞれ「紅茶」「コーヒー」で接種しているからと断る右京さんと冠城くん。似た者同士!!長い付き合いになる片鱗がね、うかがえてとてもいいですね。
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死神
一目見て観葉植物専用の培養土だと見抜く冠城くん。植物好きの設定が??と思ったけれど結局この回だけだったな。(私が思い出していないだけで彼の草属性が生かされるエピソードがあるかも)慎子と暮らしていたときに二人で育てていたのかなー?と考えてしまう。個人的に、彼のコーヒー趣味は冠城くん独自のものでそれ以外での知識や経験は女性経由だと嬉しい。
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ファンタスマゴリ
右京さん2課時代や政財界の大物、デジタルマネーといった知的な要素がふんだんに盛り込まれるも、真相は獣以下の醜い執念が産み出した歪んだ愛情...そして真実を知る人間が必ず死ぬという後味の悪さとゲスさが程よく混ぜられた見ごたえ抜群の脚本は真野さんかーーー!!!そして監督は和泉さんかーー!!S14は初期シーズンだからか和泉監督大盤振る舞いなんだな。
黒崎君が登場したり、右京さんと日下部さんが初めて会ったり、冠城くんと右京さんの事件真相と正義への価値観が明るみになったりと、今後の冠城期の土台が出来上がった回
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2045
ジェームズくん!!!!
最後のジェームズくんが守ってくれた=開発者の菜美子の感情を人工知能が理解していた?というロマンチストな思考にならないのが冠城くん。逆に彼女の母性愛を利用していたと捉える~!!これさぁ!亀山くんやカイトだと絶対にそう考えないよね。面白い。
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はつ恋
冠城くんの初恋は幼稚園の隣の席の子。
相変わらず米沢さんと折り合いが悪いな
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キモノ綺憚
右京さんマリカー回
木札手作り回だーー!!!どうです?この手作りのぬくもりって!!!
嫌いじゃありませんよ。このカオスな状態。
冠城くんが「カオス」と発言した回数を数えたい人生だった。
双子を使ったトリックかと思いきや、解離性同一性障害。相棒らしい一捻りされた月末。ジュンちゃんになって吏久と遊ぶ愛を想像すると何とも言えない怖さを感じてしまうが、相棒ワールド的には検挙する犯人がいない、という平和な展開。和裁ができるという情報やさっちゃんのプライベートが伺え、冠城くんじゃなくてもウキウキしてしまう回だった。
ラスト、木札が揃った!!相棒の象徴の一つである木札が二つあると、やっぱり、気持ちがいいですね。
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最終回の奇跡
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秘密の家
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英雄~罪深き者たち
本多篤人~~~~!!!亀山期からの宿敵…は少し違うけれど、
今回の事件の根源でもある音越官房長官の選挙戦略もそう。一見何も犯罪は犯していない。正当に地盤を固めて当選しているように見える。だが、あらぬ噂を立てられて失脚した政治家の怨念(執念)が時生と明梨に受け継がれ、結果的に稀代のテロリストの心を動かして大騒動になったので、音越は因果応報。しかしスカッしないのが相棒。本多が亡くなったことで一つの相棒ワールドの歴史が終わったな~と寂しく感じているからだろうか。本多親子の必要性を感じられないよね。「亡霊」で一応の決着はついていたはずだし。なんで引っ張り出してきたのか?相棒が変わって初回の正月SPなので賑やかし????
以下、雑感。
願い石は願いを口に出したり願いを分かち合った相手のを明かすと効力が半分になる=「相棒」という存在や意義を表しているのかなと思った。
本多篤人や雛子様が退場してこれからの相棒はいったいどうなってしまうんだ不安になったけれど2022年3月現在も雛子様は絶好調だから!!!心配しないで!!!と、当時のファンに伝えたい。
イタミンの名推理~~~~。不当ってあのおでん屋があった場所だよね。官房長~~!
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共演者
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陣川という名の犬
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伊丹刑事の失職
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ラストケース
鴨志田慎子って立心偏だったわ。金偏のほうかと。(ここから書きかけー!相棒放送が終わったら書きます)
相棒S15(再放送)
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第2話「チェイン」
うーーーん。後半が複雑でついていくのに精一杯だった。過去の下りがご都合主義。要素がたくさん散りばめられているように見えたからかな?
冠城くんと右京さんはそれぞれ別ルートからタバコの煙のように消えた男性を探してほしいと依頼された。二人は同じ男性を探していることに気付き捜索を始めるが、実は冠城くんが仕組んだ「右京さんと一緒に捜査したい!でも直接誘うとスマートじゃないから、自発的に事件に興味を持つように右京さんは幸子さんルートから依頼された事にしよう」作戦だった!!までは面白かったんだ
。依頼者の男女は純粋に消えた男性が独自に調合したシガーを吸いたかったけれど、捜索の過程で一課が追っている殺人事件の真相も明らかになって、依頼者の女性と殺人事件の被害者と消えた男性が接点があって...。と文字にすると過去が引き起こした事件的なそういうのに見えるんだけれど。
小ネタが愉快!!「女将さんとの共同作業、楽しかったです」→お茶目だけれど、やろうとしていることは右京さんのコントロールだからな。
シガーの隠し味がコーヒーと紅茶って出来すぎだよ~!!!冠城くんが警察官となって同居人から相棒へと踏み出したシーズンの2作目なので、二人の属性を端的に表したかったんだろうけれどご都合主義...どうした真野さん!
イタミンが書く調書、という新たな設定が登場。口癖まで書き残すの細かいでしょ~(どや顔)右京さんも誉めているからね!!彼の性格と仕事への態度が如実に伺えてとても嬉しい。
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第3話「人生のお会計」
余命宣告されて今までの人生でできなかったことをしようと入れ墨
最終的に数値がよくなって快方へ向かう……という回。
とある人の代わりに復讐(殺人)
ホストで莫大なお金を使ってしまうというシーンもあって、
ゲストの石井さんがいい演技している。
結局「人生のお会計」とは谷中・山本さん・田島三者三様の「今までの人生の帳尻を合わせる」という意味なのかな。
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第4話「出来心」
先日放送された「食わせ物」の前日談。美人局の女性役者さんの演技が好き。色気を全力で出す演技に青木じゃないにしてもドキドキしてしまう。風間杜夫さん演じる平井も衣装や口調が憎めないワル感を醸し出していた。詐欺師をしていることは認めつつも振り込め詐欺はしない。人と人との駆け引きが大事なんだ、と説く平井!良いキャラしているわ~!逆に言うと二人のインパクトが強すぎてストーリーが頭に入ってこなかった。ギャグ回だしね。
「刑事はもっと疑り深い嫌な目つき」でイタミンが映るの草
右京さんが上司にしたいランキング一位ってことはないだろ!!それにしても冠城君の同期って下手したら20代とかそういう……。青木みたいな再就職組と呑んでそうだけれど。
青木の拗らせっぷりが前面に出ている。女性と付き合うのは割に合わないと言いつつ興味しんしんなんだよなあ。そういうとこだぞ!
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第5話「ブルーピカソ」
面白~~~!!「ブルーピカソ」という現実世界でも未発見の絵がありそうな絵をキーワードに、その絵に魅せられ、取りつかれた人々が下りなす贋作事件。殺人事件……。話の膨らませ方や謎を解く鍵となる「ブルーピカソ」のトリック。人物関係が綺麗に着地した通常回の中でも良作なんじゃないでしょうか。
この世に存在しない「ブルーピカソ」を描いてしまった画家が苦悩の末に絵にヒントを混ぜる……という謎解きの時にシャーロックがゴッホの贋作を見抜いたときに「ゴッホが生きた時代には発券されていなかった星が描かれていたから」というエピソードを思い出した。絵の中に描かれたモチーフに本心を隠すという手腕はどこかアトリビュートの解説を聞いているようでした。
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第12話「臭い飯」
ラストニンジャだー!笹塚さんの好演が光る。。食品偽装疑惑と白骨化死体。そして累犯受刑者が絡み合う。元受刑者の社会復帰を促す制度を軸に相棒らしい「社会派」エンターテイメントを盛りに盛り込んだ良作だ。冒頭の冠城君が右京さんを誘ってレストランで食事するシーンは女性を誘ったけれどフラれたので仕方なく右京さんを誘った回かな〜と思ったけれど違った。でもそういう回、あったよね。亀井の家族を右京さんが訪ねた時に奥さんと息子がおはぎを食べていたシーンが印象的だった。中華屋さんでおはぎをお土産にしようとしていたよね。あのときは食い逃げの口実かと思ったけれど、彼にとって家族と繋ぐ食べ物だったのだろうかと考えた。
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第15話「パスワード」
初見!?ってくらい記憶がなかった。なので新鮮な気持ちで見始めたんだけれど……。
盲目の女性が小松崎というヘルパーとケンカップルっていう設定は良かったですね。薄い本かよ!ってくらい両片思いだったね。開始35分まではワクワクしながら見ていたけれど、あの……殺害トリックが雑じゃないです?盲目の女性どうやって瓶を並べて、その瓶を倒したら中の劇薬が霧散して死ぬというトリックが可能なのかなって。電気をつけずに食事をしたり、音声読み上げソフトを使って入力の仕事をする真奈美を見た後だったので、そういうディティールができるなら!!もっと!!!こう、現実的なトリックをだな……。
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第16話「ギフト」
れ、連城〜〜〜!!!すっかり遠峰小夜子専属弁護士みたいな顔しているけれど初登場。
1時間に1回愛の言葉を送らないと、という情熱的な彼女をもつ刑事が怪しかったけれど(偏見)真の協力者はその相棒の刑事潮崎だった。潮崎が学生時代に受けたいじめ。段原が潮崎にしたことは許されるものではないが、だからといって結婚式の2次会に参加するのかよ。自らバウムクーヘンエンドを??そして一番の懸念は夫が結婚式の二次会の余興として学生時代のいじめのセルフリメイクをするという段原の奥さん。あなたの夫が1番サイコパスです。逃げて〜!!!
北が潮崎の顔を切り刻む=彼を美しい顔を持つ女性だと認識したという右京さんの考察には頷きしかない。
冠城君の「性格の悪い人間同士のファーストコンタクトが見たかった」発言。相棒2年目にしてこの距離感だよ?亀山君や神戸君やカイトでも2年目でここまで言えない。まあ、彼らは口が裂けても言わなそうだ。(神戸君は右京さんのいないところで言ってそうだけれど)こんな逸材が卒業しちゃうなんてとても残念。
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第17話「ラストワーク」
映像は綺麗なのに!!!盛りすぎ盛りすぎ!!!!
すいません、あまり感想を抱けませんでした。でも冠城君と益子さんが仲良かった。課長が「さすが官僚」と言っていたけれど、そういうコミニケーションが必要だと官僚の皆さんは経験上知っていくとおもうけれど実際に行動に移せるのは本人の資質が大きいと思うわ。