肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

6/6(土)

映画ダウントンアビーの円盤が届いているので視聴しよ!!と思っていたが結局だらりと過ごしてしまった。

午後からなにかしなければ!と掃除機をかけ、図書館へ行った。本を返そう。

 

 

五味太郎著「ときどきの少年」

この記事の影響で最近読んでいた本。

昭和の路地裏のじめじめしたところにポツンとたたずむ少年のようなエッセイだった。ALWAYS三丁目の夕日(見たことはないけれど)とは対角の存在。

 

「氷」や「蝉」のようなあの頃の僕と現在の僕が交錯する文章もあれば、「包丁屋」や「玩具の髑髏」のように露店商の店先に腰を下ろし商品をじっと眺めている少年も想像できる。「カーテンの向こう側」「T君」のようなさまざまな色を混ぜた結果ドス黒くなってしまった色彩と、ゆるやかでおおらかな「色の庭」がすぐそこにある世界だ。

 

全体的に前向きな気持ちにはなれないが、子供ながらに感じた日常に潜む違和感を淡々とした文章で綴っているところに好感を持てた。

 

向田邦子さんのエッセイでも読みたくなったが、図書館の書棚になかった。

代わりにみつけたのがこれ。

 

青山剛昌先生の画業30周年記念本をパラパラと読んで帰宅。

 

せっかくの休みなのでなにかしか調理の達成感が味わえるものを作りたいと思った。

  • 牛スジスープ
  • ポテトサラダ(ホットサンド作りで余ったハムと水曜日に作ったミートボールパスタで余ったペンネを入れた)
  • ピーマンの肉詰め(ホットサンド作りで余った千切りキャベツを入れた)
  • 麻婆豆腐(スープの出汁を取ったネギの青い部分以外の胴体と肉詰めで余ったひき肉を入れた)

冷蔵庫の中がきれいになったのでホクホク。

 

テレビを付けるとアド街が放送されていた。東京でカレーが有名な町を特集している。

やはり一位は神田神保町。家族が東京旅行した際に訪れたお店が紹介されており、神保町でカレーを食べた経験者は満足そうだ。私は同じく特集されていたお店が昼間読んだ本に登場していることに気がつき、静かに興奮した。

青山先生がテイクアウト(担当編集さんに買ってきてもらうらしい)しているカレーだ!!!

思わぬところで伏線が回収された。

 

 

野ブタ。をSkypeで通話しながらダラダラ見て1:30に就寝。