肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2021年読んだ本たち+映画

下書きが残っていたので加筆修正~!夏休みの一行日記は数週間分まとめて書き上げる生徒だったので三つ子の魂百までが身に染みた。先生あれほどこまめに上書き保存しとけよっていったでしょ!あ、感想というか読んだ時の思い出実況みたいな感じなのでさらっとネタバレしています。

 

相棒スピンオフ小説「杉下右京のアリバイ」(碇卯人)

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ロンドンで生き生きしている右京さんが文章から伝わってくる。 楽しそう~。S2の冒頭のロンドンを満喫している右京さんを思い出す。
コロナ禍と世情的にロンドンロケは不可能かも知れないのが悔しい。 もう一度イギリスで華麗な推理を披露して、 なんやかんやあってヤードの刑事たちと協力して事件を解決する右京さんが見たい…小説の中でいいので… 頼む…。*1 

マントにスプレーで数字を書く下りが妙に印象に残る。奇術師というと、神戸期のマジックショー回も思い出す。妙に殺風景なホール…。

「寝る前に読む一句、二句。~クスリと笑える、17音の物語~」(夏井いつき×ローゼン千津)

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夏井先生はプレバトのイメージしかないが、 プレバトの辛辣キャラが大好きなので読んでみた。実のお姉さん相手でも変わらず(いや、 姉妹だからこそ?)お互いにずけずけと言い合う姿にしびれた。途中、 例え話としてハリーポッターの亡者の泉のシーンに触れており、ええ?ハリポタも履修してるの???と驚いた。 俳人の守備範囲広…っ。

相棒スピンオフ小説「杉下右京の多忙な休日」(碇卯人)

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2019年の春の北海道旅行を思い出した。苫小牧から小樽まで一週間かけて(内二日間はフェリーの中にいたが) 北海道を横断した。作中に登場する知床も通ったので、旅を思い出して親近感がわいた。悪意が連鎖して人が死ぬ系は本家の鬱回のようで、紙の上で繰り広げられる相棒ワールド......!!連続ドラマを半年放送となると やっぱり映像の限界に到達してしまうので( 撮影の制約といった面で)文字の世界で舞台や時空を超えて自由に事件を捜査する右京さんの 姿を知ることができるのは小説のだいご味だな~~と感じた。

アクロイド殺し」(アガサ・クリスティー

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ストーリーなど完全に知らないまま読了したので( 途中母にネタバレされそうになったが全力で止めた)シェパード先生~~~~~~!!!!おま~~~~!! クリスティの術中に見事にはまってしまった。あと作中に見取り図があるのすっごい助かった。
直前まで杉下右京の休日を読んでいたので、 ポアロが自殺を教唆する下りで脳内右京さんがプチ激昂した。生きて罪を償いなさいよ!!!ただまあ、 事件の真相的にかかわった人が死んだ方がいいのかなとは思うけれど。

「笑う化学 イグ・ノーベル賞」(志村幸雄)

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インターネットボーイやガールが大好きなイグノーベル賞について語られたおそらく初の本。いまでこそイグノーベル賞の研究内容やイグノーベル賞の考察本などが本屋さんの店頭に並ぶ光景は珍しくない。 10年以上前に刊行された本なので今ではイグノーベル賞界隈では古典的な「牛糞からバニラを検出」「ハトを訓練してピカソとモネを区別させる」といったような研究内容が紹介されている。ただ、 私が知りたいのはスウェーデン風ミートボールに敬意を示したり、ミス・スウィーティー・プーがスピーチを止めさせようとしたりそれを贈り物で買収しようとしたり、立派な賞状や豪華な景品とは真逆の副賞などのおもしろエピソードだったので、コレジャナイ感が強かった。真面目な研究を読みやすくするぞ! という意気込みは感じられたけれど、楽しめなかったのは私がインターネットのおもしろコンテンツに染まりすぎているからだから....。

ポン・ジュノ」(河出書房新社編集部)
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パラサイトを見て、感想や考察サイトを巡回しまくってたどり着いた監督のムック本。当たり前だけれど、監督の過去作やデビュー作が詳しく掘り下げられていて、眉間の私はなんじゃこりゃ状態だったけれど、誰かの「好き」という感情を爆発させた文章が好きなので挫折せずに読めた。白色人という作品が韓国の格差社会を描いているらしく、パラサイトに通じている~~!これを機に韓国映画デビューー!と思っていたが、Netflixの値上げでさっさと解約してしまい、今だに見てません。いつかNetflixに再加入したら韓国映画ラソンをやろう。

「1964 日本が最高に輝いた年」(ロイ・トミザワ)

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いまだに東京オリンピックやった…?? という実感がない。
これを読んだ当時もまったくもってオリンピックにたいする期待がわいてこなかったが図書館で見つけて*2まあ、気分を盛り上げるか~と手に取ってみたら!なかなかおもしろかった。
1964年の第一回東京オリンピックに何らかの形で関わった人の証言をもとに構成されている。個人的にぐっと来たエピソードは、あらゆる国からやってきた大勢の外国人をおもてなしする日本人達だ。 競技を終えた海外の選手が日本を旅したエピソードとともに、出会った日本人達とやりとりした手紙が紹介されている。見慣れぬ外国人に圧倒されこそすれ、外国人に会えた喜びやもてなしの気持ちを英語で書いて送るという情熱!!当時の日本全体の熱気とあらゆる可能性を秘めた成長を感じられる。インターネットなどない当時、国際郵便で届いた異国からの手紙は喜びもひとしおだっただろうな。そして、文通のやりとりをした女性と結婚したというエピローグも語られて、なんて良くできたお話だ~!と読んでいて晴れ晴れした。冒頭に描かれていた終戦直後の日本、特に引揚者達が帰国した描写がとにかく惨めだった*3オリンピックという希望が日本全体に影響した好事例だと素直に感心した。また共産主義の国からアメリカへ亡命した選手の話もあって、1960年代の世界情勢をオリンピックという視点から見るのは新鮮だった。

「謎のチェス差し人形『ターク』」(トム・スタンテージ)

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原宿さんの積読感想文を読んでくれ~~~!!

機械で動いている?いや、やっぱり人が中に入っているんでしょう?いやでももしかしたら......とネタバレされるまですごくはらはらした。タークの存在が現在のロボットやAIをめぐる論争に繋がっている…という最終章は、過去が積み重なって現在(いま)があるんだなと、月並みだけれど歴史は繋がっているんだな~と考えさせられた。ケンペレンは発明家としても興行主としてもエンターテイナーとしても天才で、この時代にタークを見て、すげえ!!と素直に興奮*4してみたかった。

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」(2019年 フランス レジス・ロワンサル)

ええええーーーー!!!そうなるの????と見事に騙された。

世界的ベストセラーミステリーの完結作品を多言語翻訳するために9か国語の翻訳家たちが地下に集められ情報を遮断し翻訳に集中…かとおもいきや、脅迫犯から「金を払え、さもなくば小説を流出する」というメッセージが…始まる犯人捜し、そして増える死体……はたして脅迫犯はだれだ???どうやって未発表原稿を知っているのか???っていうか動機は??????と謎が謎を呼ぶ謎解きミステリー。

出版社オーナーのアングストロームが全ての元凶&殺人犯だったんだけれど、それに至るまでのミスリードが!!ミスリード見本市かよ!!!から盗んだもので…と種明かししたと思いきや、本当の目的はアレックスの復讐だったとは!!後半の面会室のシーンでアレックスが小説の冒頭を諳んじたことで「ほ~~~らやっぱりこいつが脅迫犯だった!!!!」って我々もアングストロームも騙されたよ……。まあ、師匠を殺されたアレックスの心境を想うとつらい。正直9人もいる???誰が誰だか分からん!日本人がいないちょっと寂しい!となったけれどその人数もミスリードの一つだったんやな…。*5あと秘書が写真を手にとって初心を思い出して主人公勢に加勢するっていう展開は、写真ご都合主義だけれどそういう胸が熱くなる展開はオタク大好きだから…終盤の畳みかけが良かった。ナイブズアウトみたい。*6

「高校入試」(湊かなえ

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学校が舞台の告白っぽかった。面白すぎて一晩で読んでしまった

私も地方の県立高校出身なので受験当日の流れを思い出して懐かし…くはなれなかった。あんまり覚えていない。*7受験に至るまでの教職員たちの奮闘っぷりに興味が湧いた。そうか、マークシートじゃないもんね…。特に採点風景の描写は脳内にするすると浮かんできて、先生たち、夜遅くまでお疲れ様です……。校長室での攻防は絵面が漫画的というか映像作品っぽいと感じたらテレビドラマが先だったのね。

「深夜高速バスに100回くらい乗ってわかったこと」(スズキナオ)

stand-books.com

問:何気なく読んでいた本の中に自分の人生と結構かかわりが深い場所や地名が登場したらどうなるのか

答:地元バレするかも*8と一瞬よぎるがTwitterに感情を載せてしまうくらいビックリする。元ネタとなったネット記事には写真が鮮明に映っており、その写真を見てノスタルジーが匂い立つような感覚に。感想文を書いているこの瞬間も駅に降り立ちたくなってしまった。記事は玉置標本さん案件なんじゃないかって思った。10年前の玉置さんが取材した記事をDPZで読みたかったな~~。

いい年齢の成人男性が大浴場のぬるま湯につかりながらだべっているかのような温度感のDPZの酒の穴記事が好きなので(ここまで一息)こちらも気負わず、ぬる~~く読めたのが良かった。

ベスト・エッセイ2017

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内容を全く覚えていない。たしかに読んだはずなのに...。2020年以前の読み物は世界的パンデミックの到来など微塵も感じさせない文章で、私も同じ時を過ごして記憶にあるはずだが「ああ、そうかこの人たちはパンデミックを知らないんだ」と冷めた視点で読んだ記憶。2017年の価値観から続いたニューノーマルが2021年は確実にノーマルになっている。普段の私は今この瞬間の人生を生きるのに必死なので、歴史の瞬間に立ち会っている!!と妙に俯瞰した感想をもつ余裕はない。それでも時々、まさに私たちは歴史の教科書に載るレベルの世界をリアルタイムに生きている!と、自分の人生が人類史の中で重要なポジションにいるように感じてしまうのも事実。

きのう何食べた(2021年 日本 中江和仁)

 

 

友人と見た。原作を読んでいるし、連ドラも見ていたので満を持しての鑑賞。

もうほんと最高of最高だった。

ドラマ版のオープニングがシロさんが豚のしょうが焼きを作っている様子をケンジがスマホで動画撮影おり、二人揃っていただきますをするためにケンジがスマホを横置きにすると、そこから16:9の比率になって(このぐーん!と画角が広がる瞬間がたまらないんだ)タイトルテロップが出る...という、まるでシロさんとケンジの日常を紹介してもらっているような心温まる素敵な映像(OAUさんの「帰り道」という名曲も何食べの世界観とベストマッチしている)なんですがね!!!!映画のオープニングもね!!!!シロさんとケンジが京都旅行に勤しむ様子をね!!!!二人がね!!!!交互にね!!!撮影するというね!!!!!もうほんと!!!ありがとうございます!!!!!一緒に見に行った友人にもさんざん語ったことだけれどここでも言うよ。映画ってさ、原作のファンだったりテレビシリーズだったり、ある程度作品の知識がある人ばかり見る訳じゃない。だから作中で世界観とか登場人物の関係性を説明しなければいけないじゃない。例えるなら名探偵コナンは冒頭で「俺は高校生探偵工藤新一(以下略)」をやるのがお約束だけれど、あれくらい堂々と説明できるのは江戸川君ぐらい(突然の灰原哀)だよね...まあ、私は相棒でもダウントンアビーでも、スペシャルや劇場版コミックの最初に描かれるような世界観と相関図説明をされると、うっひょー!!特別感あるー!!!ヒャッハーー!!!!と喜ぶんですが、何食べはね、あの、自然過ぎて。独立作品としてあまりにも完成され過ぎていた。

理想の実写映画化をあげよ、と言われたらベスト3位に入るくらいだ。

個人的気に入ったシーンはシロさんの母が語った。お気に入りと言いつつうろ覚えで申し訳ないが、プレゼントの話になり「あげる人が一番楽しいのよ」と母が答えるところ。

ちょうど川原さんのプレゼント選びで煮詰まっていた時期だった。川原さんのためではなくて私の自己満足なのでは?と悩んでいときのこの台詞を聞くと、自分の選択を後押ししてくれたような気になって嬉しくなったの~!!母の名言としてこの後に続く「あなたはあなたの家族を大事にしてね」というものがあってそっちも(というか全体的に名言だらけだが)善き言葉なんですが、シロさんと母が二人並んで台所に絶って、おふくろの味であるミートボールを作っているシーンがいいなぁ...としみじみ思うのです。ちなみに次点は悟朗君の名付けシーンです。名前の由来が自分由来であり、偶然にもシロさん父と同名になったことがわかり「「嬉しいよな~!!」」と言うシロさんがほんとに心のそこから嬉しそうでこっちもニコニコしちゃう。

観賞後、友人とファミレスで晩ごはんを食べながら誕生日を迎えた。最速で祝ってくれてありがとう!

 

 

「キンキーブーツ」(2005年 アメリカイギリス ジュリアン・ジャロルド)

人気ミュージカルの元ネタとなった映画。倒産寸前の靴工場を相続した主人公チャーリーがドラァグクイーンのローラと共に工場再建を目指す。再建のカギとなるのは、ドラァグクイーンのためのブーツ「キンキーブーツ」!ミラノの見本市に出品するために二人は奮闘する…。というハッピーエンドが約束されている作品。ローラ→チャーリーの気配を一瞬感じたけれど二人が最期まで共闘する関係で心地よかった。ローラの前口上「紳士淑女の皆様!そしてまだどちらにするか迷っているあなた!」という言葉がカッコイイ。自分らしい格好で生きて型破りなローラと保守的な田舎町で生まれ育った気弱な若社長。という一見すると交わることがなさそうな二人がトイレにこもってお互いの過去を話し合うシーンは、人間関係がこんな風に築きあげることができたらいいなと憧れてしまった。願わくは三浦春馬さんが存命の時に観劇したかったな。

 

カッコーの巣の上で」(1975年 アメリミロス・フォアマン

こっっっっっっっっっっっっっわ!!!!!!!!!!!!1

刑務所の労働から逃れるために仮病を使い精神病院へ入院したマクマーフィー。向精神薬を飲まず、グループセラピーなんかよりTVで野球中継が見たいと主張。厳格な病院のルールに従わないために婦長からは疎ましく思われるが、本人は病院を脱走して船遊びをしたり、女友達を呼んでパーティーをしたり…。文章にするとマクマーフィ―の傍若無人っぷりが目立つので、ああ、よくある決められたレールを走るだけでいいのか?と自由奔放な主人公がひっかきまわして自分らしく生きていこうぜといい感じに終わる映画…だと思うじゃん??????

マクマーフィ―が来るまでの患者*9は「決められた」ルールに疑問を持たず漫然と生活するだけだった。ルールを決めた婦長は自分の判断が患者や患者の家族のために正しいことをしている本気で考えているところがまず怖い怖いポイント。

耳が聞こえず喋れない大柄のインディアンに積極的に話しかけたり、グループワークの無意味さ*10を説いてみんなが興味がある話題を提供したり、数々の反抗的な態度から電気ショックを受させてもケロリとしているなど、マクマーフィ―の言動はそれまでの婦長の体制を揺るがす「異端分子」だ。さらに患者たちが異端分子に感化され徐々に現行の体制に疑問を持つようになり……。

ハッピーエンドにするなら婦長が改心してみんなの意見が通りやすい職場になって、マクマーフィ―は病院を退院してお別れだが、カッコーの巣はそんな生易しいもんじゃない。最終的にロボトミー手術を受けさせられたマクマーフィ―は文字通り生きる屍となってしまう(怖い怖いポイント2)

バットエンドかと思うじゃん????

怒涛の展開が待っているんですよ。マクマーフィ―はインディアンに殺されて*11インディアンは本来の人間性を取り戻して病院を脱走するんですよ。これがトゥルーエンドです。

 

今になってなんで怒涛の展開に衝撃を受けたのか考えてみると、思考する権利は誰にも犯されてはいけないんだなって行き付いた。イマジネーションは無限大*12っていうじゃない???

ロボトミー手術=他人の介入によって生来の快活さ、ユーモアのセンス、考える力さえも奪われてしまった=殺されたマクマーフィ―。まさに生きているけれど死んでいる状態だ。*13自分の意思で聞こえない・喋れないを選択していたチーフがマクマーフィ―との出会いで本来の自分らしく生きることに目ざめる、という感動エンドなんだけれど、主人公は死んでいるし…という後味が悪いメリーバットエンド。

いやあのまま生かされてもどうなんだろ。本人は辛いを辛いと感じていないから構わないんだろうか……。とつらつらと考えてしまう程度には衝撃がじわじわと効いてくるタイプの作品だった。

マイ・フェア・レディ」(1964年 アメリジョージ・キューカー

お衣装が綺麗!!!!!!!!!!!!!!オードリーペップバーンがかわいいーーーーーーーーーーーー!!!!!!天真爛漫で底抜けに美しいーーーーーーーー!!!

曲が良い!!!!!!!思わず歌いだしたくなる歌!!!!!!!!!!!!!休日の昼下がりにおしゃれして観劇しに行きたいなと思わせる澄んだお話だった。最高。

AKIRA」(1988年 日本 大友克洋

元ネタ。全ての元ネタ。

新しいメンバーが登場するたびにえ?あなたアキラじゃないの???って思いまくった。AKIRA君って…何者なの…?(原作を読め)

*1:

ちょうどこのころ読んだんだろうなっていうツイート。

*2:今更ながら私が読む本の98%は図書館由来です

*3:丁度「大地の子」を視聴していた時期だったので余計に辛かった

*4:人が入っている様子を説明されてもいまいちピンと来ていなかったが…

*5:日本語翻訳化がいない問題は日本製の高性能複合機が登場することで溜飲が下がった。チョロい

*6:ちなみに私にこの映画を薦めてくれた友人もナイブズアウトをお勧めしてくれました。気が合う!!

*7:合格発表の瞬間は鮮明に記憶しているのに

*8:インターネット絶対匿名性世代の呪いが強固過ぎるので普段は抵抗感を感じている

*9:現在の私たちの価値観から考えると本当に患者なのか?と考えてしまう怖さもある…

*10:作中では形骸化していたので…で否定しているわけじゃないよ

*11:実はインディアンは聞こえぬ喋れないふりをしていたことが分かるシーンがあって、マクマーフィ―と仲良くなって二人で脱走しよう計画が持ち上がっていたんです

*12:

世界は、目に見えるものが全てではない。
夢見る力、想像する力、
すなわちイマジネーションを持つ者だけが見ることが出来る世界がある。

烈車戦隊トッキュウジャーより

*13:一方彼を肉体的に殺したチーフはマクマーフィ―を救った存在かと言われてみると、いや、ゆうても殺してますやん…。とどめ、さしてますやん…(杉下右京脳)