肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2021/12/26 川原和久さんのお誕生日プレゼントを選考中に泣きそうになった話(と己の注意力の雑さに凹んだ話)

1ヶ月以上前のことになるけれど書きます。未だに思い出しアーをして凹んでしまうんだけれど、そろそろ傷がいえてきたと思ったら同じことをやらかして、わたしゃこの性格と一生付き合っていくのは嫌だよ…とほとほと嫌気がさしているのでその記念に(記念にすな)

 

 

 

色々ツイートしていたとおり、推しへ物品を贈るという目標達成したもの100点満点には届かず。自己採点では70点ぐらいの点数でした。戒めも兼ねて当時の精神状態と、己の性格の雑さを全世界公開するよ…。川原さんという愛でたい*1存在と自分のいたらなさを同列に扱うなっていう気がせんでもないけれど、まあ書くよ。

 

川原さんが60歳という節目を迎えるので何か形になるものを贈りたい

推しが節目の年を迎える。今まで川原さんの存在に励まされて生きてきたので、何かお返しをしたい。と思い立って一年。

私は頻繁に贈り物を選ぶという習慣や社交性を持ち合わせていない。しかし不慣れだからこそ、自分にできる精一杯な買い物をしよう!と思っていた。フォロワーさんにアドバイスをもらったり所属事務所にNGラインを聞いたり、時間を見つけてはギフトを取り揃えている店に出向いたり、ネットで調べ*2参考にするなどしていた。しかしなかなかこれぞ!!という商品が見つからない。

お酒は好きそうだけれど私は詳しくないので下手なものは贈れない。日常的に使ってもらえそうな物品が良いんじゃないかと考えて以下の候補を考えた。*3

身につける系として

  • (父にも贈って好評だったので)ベルト
  • マフラー
  • ストール
  • 折り畳み傘

お酒好きなので

  • ビールグラス
  • ワイングラス
  • お猪口
  • 徳利
  • デカンタ
  • 地酒
  • 地元の焼き物

役者なので

  • 喉に良い食べ物(マヌカハニーとか)
  • 肌によさげなデパコスの基礎化粧品

 

デパートの店員さんやショップ店員さんに「応援している俳優さんへの誕生日プレゼントを探していまして…」と切り出すと皆さん接客のプロなので田舎者の私に対して真面目に「自分ならこれ」とアドバイスをしてくれた。ほんとありがたいことやで…*4中でも折り畳み傘が気に入って暫定一位に考えていたものの、柄がちょっといまいちだったので保留に。売り場を変えて考えてみようと食器売り場を徘徊しながら、地元の焼き物は予想外でインパクトあるかも!!いやまてよ、地味かもしれないな...奥様と一緒にという意味をこめてペアグラスにする?でも川原さんのファンだけれど松本紀保さんのことよく知らないし、奥様のことまで気に掛けるファンとか気持ち悪いかな?と考えているときにふと込み上げてくるものがあった。

 

私、推している川原さんのことを何にも分かっていない~~~~!!!!!

 

1961年12月26日生まれ。北九州市出身で、劇団ショーマ(解散)の俳優。現在はナッポスユナイテッド所属。相棒の伊丹憲一役が有名だが、役者として舞台、テレビ、映画で活躍。声優、ナレーションなど幅広くお仕事をしている。塗装工の経験があり、相棒S6まで掛け持ちしていた。お酒好きで非常に照れ屋でシャイ。撮影現場や友人からも誕生日を祝って欲しくない派。しかし非常に真面目かつ兄貴分。初主演映画となった「相棒シリーズXDAY」のオファーは(川原さんを乗り気にさせるためかもしれないが)『相棒の田中圭くんは若手なので川原さんが引っ張ってください!』という公式からの言葉に受けて立った。水谷豊さんと同じく歴代相棒を演じた人はあだ名で呼ぶけれど、本人に確認してから呼ぶという丁寧な人間関係。私服は胸元を開けたスタイルが多く、シャツの第一ボタンを止めている姿は見たことがない(当社比)ITに疎く、今のところ公式SNSの類は無い。なので共演者や出演作品のSNSから近況を伺い知るのみだが、お酒の席で撮られたものも多い。(もちろん仕事をしている時もある)XDAYのクランクインではしょっぱなから走る演技だったので「オファーが30年遅い」と愚痴っていた。前日は容疑者Xの献身の千秋楽だったもんね。飲んでいたもんね...。長年伊丹憲一を演じていることでスタイルをを維持することを心がけている。おそらく年齢、体型はもちろん、伊丹憲一としての矜持や正義感も川原さんが演じ続けているからこそ、生まれたものだから.....(ここで感極まって泣き出す)

.......途中から私の好きな川原和久エピソード披露大会になってしまったけれど、つまりは私が知る川原和久さん像って9割相棒関連のインタビューやイベントで語られたものなんですよ。長年役者として活躍されているし、過去の出演作を見ればもう少し解像度が高められるんだろうけれど、そのレベルに達していないorzペラっペラでうっす~~い。コップの底に残ったカルピスにさらに水を足したような顕しか得られていない。

普段友人達へ選ぶお土産やプレゼントは「迷ったら今自分が欲しいもの!もらってうれしいもの!」を念頭に考えている。決して広くない交友関係だが、長年の付き合いで嗜好の方向性が想像つくのだ。一方川原さんは性別年齢出身地職業性格人生観等々全く自分と接点がない。誕生日プレゼントという深い森に踏み込もうとしているが、こちらは蝋燭1本しか持っておらずそのか細い光で森を抜けることは出来るのか…引き返していつも通りファンレターだけ送ればいいんじゃないか…。

慣れないことをして大仰に考え、最推しの川原さんに下手なものは遅れない!見当違いなものは渡したくない!....という意地と、己のプレゼント選択スキルの解離から目元に涙が溜まり掛けた。

 

決まったはいいものの

ところが、一回泣きそうになったことで冷静になったのか「事務所に川原さんへのプレゼント送付について質問して返信ももらったのに、スタッフさんに『あの人問い合わせメールまでしたのに結局送ってこなかったね』って思われたら恥ずかしくない???」と思い立ち、フラッと立ち寄った冬用小物売り場の店員さん(川原さんのお写真を見せたところ『相棒の伊丹さんだ!』とすぐ反応してくれ好きになった。チョロい)と意気投合してあれよあれよという間にマフラーに決めた。個人的に川原さんのイメージカラーが青~紺色を伝え、青系統のマフラーの中でも深い青色の細かいチェックが入ったものを選んだ。しかしその近くにあった商品に目を奪われた。パッ見は無地の紺色だが寄ってみると様々な青で織られたものだ。

これしかない。まさに探し求めていた色だ。一緒に同封する手紙はまだ書いていなかったが、お手紙セットは持ち歩いていたので「手紙を書いてまた来ます!!」と宣言して、ファンレターを書きに一旦退店した。

 

 

そして起きた悲劇と繰り返される過ちf:id:ma0ma0:20220208235140j:image

駅前のモールでバースデーカードとお手紙を書き始める。普段はカードを作成→お手紙の文面を考える→下書き→清書→デコレーション→宛名→見直し→写真をとる。という流れで約4~5時間かかるが、この日はデパートの閉店時間が迫っていたので3時間ほどで完成させた。こんなに集中して川原さんについて考えた3時間は観劇前にプレゼントボックスに入れるファンレターを高速バスの中で考えて下車後すぐにコンビニのイートインで清書した以来じゃないかってくらいの集中度だった。*5急げ!デパートが閉まるぞ!!

 

 

この段階で間違える!?!?!??!

とビックリされたかもしれませんが、よくやるんですよ。これ。信じられない思考回路はショート寸前どころかショートしてプスプス煙が出ているんじゃないかって呆れる顔が目に浮かびます。きっちり下見もして、お手紙も書いて、商品を選んで包んでもらうだけ!というタイミングで間違える????(コール)

 

間違えたんです。(レスポンス)

 

チェックを選んでしまった理由として

  • めちゃくちゃ急いでいたが自分の記憶が鮮明な方を信じた結果チェックを選んでしまった。

というのが考えられますね…。自分の記憶力があてにならないと自覚しているときもあるんだけれど、たまに(そして重大な局面に限って)己の直感を全面的に信頼してしまうのだ。間違いに気が付いたのは、発送伝票を書いている最中に昼間接客してくれた店員さんが奥から出てきて「例の商品変えました?」と聞いてくれた時だ。瞬間、自分がチェックではなく無地を買う気だったことを思い出した。だが時はすでに遅し。会計を済ませ、お手紙を入れ、伝票(ちなみに一枚目を見事に書き損じて二枚目を貰っていた)を書き終えたタイミングだ。返品。いや、頼めばしてくれそうだけれど返金処理や伝票を取り消したりとか、この時点で閉店時間をゆうに過ぎているので申し訳ない。

今考えたら多少無理を言ってでも気づいた段階で買い直せばよかったのかもしれないが、田舎の小心者が顔を出した結果、伝票を店員さんに預け、エレベーターで見送られてそのまますごすごと帰宅した。今一番大事なことは「川原さんへ自分が選んだ中でベストなプレゼントを買うこと」なのに「早く買って伝票を書いて店を出なきゃ!」という焦りを優先させてしまったことを悔やんで悔やんで落ち込んだ。

流石に数日間は引きずった。いくらお祝いだからと言って慣れないことをするもんじゃないな。そもそもマフラーwって。女性へティファニーのオープンハートを贈る層と同じ発想かよ。

しかし己の底抜けのポジティブ思考で、包んだものは川原さんのイメージから大きくずれてはいない。と考え、また長所の「寝て起きたらリセットされる」と数回繰り返したことでのど元過ぎればなんとやら。徐々に記憶が薄れていったのであった。ちなみに2回目はない、と書いたけれどできることならリベンジしたい。ただ長寿のお祝いペースで考えると次回は70歳の古希だ。10年後に果たして今と同じ状況で川原さんをお祝いできているのか……

 

なにはともあれ、川原和久さん60歳のお誕生日おめでとうございました。61年目も62年目も相変わらず応援する予定です。あなたの変わらない活躍とご健康をお祈りしています。

 

 

2022年2月追記。上記のことがあって、二度度不注意を起こさないぞ!!と戒めていたんだけれど、つい最近やってしまった。こちらの傷は絶賛出血中です。辛い。

f:id:ma0ma0:20220209003615j:plain

f:id:ma0ma0:20220209003626j:plain

f:id:ma0ma0:20220209003640j:plain

f:id:ma0ma0:20220209003648j:plain

友人達とラインでニチアサ実況する前に一人で騒いで立ち直った。
ニチアサに付き合ってくれたのに別ジャンルのことで大騒ぎしてほんとにすまん。

2月6日のニチアサを見るために1月30日のニチアサを倍速で視聴し、ついでに先月のテレビ放送された劇Ⅰと再放送の相棒を消そうとしたんだ……。我が家のレコーダーは録画容量がすぐにいっぱいになってしまうのでBDに焼く永年保存番組以外は都度消していくのだ。削除する前に確認するんだけれど、パッパッパと消している最中にボタンが上手く反応していなかったのか、違う番組を……選択したまま消していたんだ……。気が付いた時はリアルに膝から崩れ落ちたよ。

TV放送は全話撮っているわけじゃなくてカイト期の途中から始めたし、ところどころ録画が失敗している回もあるので、別に2話くらいなくても……と思うけれど、それでも綺麗にシーズン全話撮ってある状態と歯抜けの状態では気持ちよさが違うじゃん???????

 

 

そんなわけで己の注意力の散漫っぷりに嘆きながらも今日も生きます。日記として書きたいことが他にもあるので、今後は元のペースで再開できたらいいな……。

 

*1:おめでたいという意味で変換したらこっちの字が出てきた。わかってんじゃん私のPC

*2:めちゃくちゃ参考になりました

shioring78.hatenablog.co

*3:事務所NGでなければ金券系とかアマゾンのギフト券とか送る気満々だった

*4:この記事は話半分に聞くことが大事だけれど、後半半分を本気に受け取ってしまった結果物おじせずに店員さんに聞きまくっていた。

www.e-aidem.com

*5:ちなみに今年のテーマはガーデンパーディー。川原さんイメージの青系のお花で飾り付けよ!と意気込んでいたが、私の手にかかればこれデコレーションしないほうがいいのでは?ってくらいみすぼらしい出来に……