肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2024/9/11 手土産を探す

手土産、難しい。

 

稲刈りを手伝うとはいえ、人様の家にお邪魔するのでてぶらじゃなんだから…となにか持っていくことにするのだが、一人で祖父の家を訪れるのが初めてなので何を持っていけばいいのか迷う。

 

定番の洋菓子、和菓子系は、先方は甘いものを食べない&常に何かのいただきものがあるからNG

同居している叔父夫婦の奥さん。おばさんは料理上手&お菓子作りが趣味&食に対しての意欲が高いので、食べ物系は欲しいものや食べたいものがあれば自分で買うし作るスタイル。

30年に近く通っているが、これまでは季節の果物や弟が赴任している地域の海産物などを持っていった。遠縁の人が作ってるひやむぎを持っていったこともある。私達が幼い頃は孫世代も同じく子供がわらわらいたのでヨーグルトなど子供が好きそうなものを持っていった記憶がある。(冷蔵庫に冷やしていたヨーグルトを車に積み忘れて、高速に乗った段階で気づいたこともあった)

孫世代が全員社会人となり、結婚などで世代を持つようになると、祖父の家は祖父、叔父夫婦、そして近隣に住む父の兄弟という子世代のみとなった。ここ数年、父が「実家の広大な中庭*1で気兼ねなく焚き火をしたい」という名目で父が焼き肉の肉、私はデザートの果物担当で手土産は解決している。あと直近で訪れた国や県の名物。

 

で、大阪に住んだ私。大阪レベル初心者だが、先方は車を飛ばしてよく大阪を訪れているし、子どもたち(わたしのいとこね)も大阪近隣に住んでいる。だから、下手に大阪っぽいもの、例え洒落たものでも大阪限定の何かは、火傷しそうで嫌なのでNG

 

野菜系は自分の家で作っているのでNG(とんでもなく南国とか北の国の珍しい野菜は喜ばれるかもしれないが)

 

と、なると果物の隙の無さが際立つ。消え物だし、食後のデザートに旬のものを食べられるし、なにより果物が嫌いな人なんていない。(幸いなことに親族全員アレルギー持ちではない)もし余ったり味が気に入らなくてもそれこそお菓子作りに活かせばいいし、向こうの子(いとこたち)に分けてもいい。

化粧箱入りの贈答品を贈るのは違うし、かといってスーパーで買うのもなー……そして実家だと直売所でもっと新鮮で安く量がたくさんあるものが売っているからな〜〜〜と思ってしまってめちゃくちゃ買うのを躊躇してしまう。実家帰りなら「これ、この間岡山に帰った時に〜〜」と言って渡しやすかったのだが、あいにく帰省の予定もない。

 

……………え〜〜〜〜〜〜むっず〜〜〜〜〜〜!!!!

祖父の家以外だと、だいたい決まっている。この辺のセンスはむしろここまで悩まなくてもいい。友人との集まりはこれ、親戚と会う時はこれ、小さなお子さんがいるときはこれ。など自分の中で指針を作っているからだ。自慢じゃないが、手土産偏差値は低くはない、と自負している。

悩みすぎて昔デイリーで連載していた推す飯の手土産偏を読み直すなどした。

 

dailyportalz.jp

 

 

ジューンレイさんが「だいたい保険に2つ使って3400円くらい買うことになる」と言っていたのが思い出させる。そうなんだよ。あんまり気負いすぎて高いものを買うっていう話じゃないんだよ。ちょっと、なんの気なしに。先方の負担にならない程度に気軽に、でも地雷を外さずに持っていけるものを……。

とりあえず梅田をウロウロして、なんとなく手土産のヒントをつかんで帰宅。

 

*1:敷地内に増改築を重ねた棟や蔵がある日本家屋です。焼肉後にみんなで焚火を囲んで語り合うまでがセット。