肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

1/10(日)

 

22時に寝たせいか4:30には目が覚めた。

いくらなんでも早すぎでは…?と思いながら目が覚めてしまったものは仕方がないのでそのまま起床。公式でグッズ化されている特命係の木札はキーホルダーだったりクッキーだったりタオルだったりするけれど、夢の中のイタミン木札は、木札のまんま(日本語…)いや、特にフックに引っ掛けることができるわけでもなく、大きさも質感(触ったことはないが)も木の札だなあ…という感想そのまま。実際に販売されていないし、今後も望み薄だけれど、もし、もしも現実のものとなったら超特急で買いに行きますのでRopingさん、相棒ストアさんよろしくお願いします。

 

呪術廻戦と孤独のグルメを延々とつけっぱなしインターネットに興じた。アニメやドラマをBGM代わりに使う未来が来ようとは…。いつだったかTwitterで「サブスク系の動画配信サービスに入ったけれど、視聴するときは気持ちを作ってちゃんと見ない       、H@0INqといけない気がしてあまりつかこなせていない。多分一生懸命制作された作品は濃厚なのでながら見するのは失礼だと無意識に考えているからだと思う」みたなツイートを見かけてなるほどなーと感心した覚えがある。私もその口で、今まで映画見るときは映画館かTSUTAYAで借りてくるしか方法がなかった。ドラマも気になるものは録画しておき、今日は映画を見るぞ!ドラマを見るぞ!と気持ちと時間に余裕のある時にゆっくりと腰を据えて視聴していたのだ。昔を思い出してしみじみしていると家族(入院していない方)が起きてきた。2人とも休みなので午前中は揃って買い物と図書館*1へ行き、帰ってお昼ご飯を食べながらNetflixで映画を見た。

配信開始されたパラサイトを見るつもりだったけれど家族が白い巨塔好きだったことを思い出して再生。私の白い巨塔知識は「院長先生の総回診」(完全にドクターXの影響)「主演の俳優が作品完成後に自殺した」の2つだけだったが、白い巨塔有識者の家族の解説もあったので楽しく視聴。冒頭、財前五郎の過去をダイジェストで教えてくれるんだけれど、この苦労人の母親が中盤で大掛かりな手術が必要になったり生死を彷徨ったりするけれど、成り上がる財前五郎は地位と名誉か母親かで迷うんでしょ!と独自すぎる推理をかました。結局母親のシーンはそれだけだったので「なんてぜいたく…」とびっくりしたけれど。ソファで寝っ転がって毛布に包まって見ているといつの間にか寝ていたようで目を覚ましたら裁判で勝つも同然みたいな雰囲気だった。財前五郎個人の責任ではなく大学病院の伝統と威信を守るために〜と理屈をこねてなんかうまいこと丸め込んでいるシーンは覚えているんだよ…。そのまま終わりを迎えたので決着は!?後編の映画はいつ配信されるんだ!?とあわあわしたけれどここからあのドラマに繋がるんですね…。続きが気になる…。ドラマを借りるか原作を読むか*2

そのまま獄門島。持ち帰った仕事をしたりしながらこちらは完全に音声のみ。ちゃんと見たのが冒頭の最初の殺人が起きるシーンまでとラスト全ての謎が解き明かされるシーンからだったので、動機とトリックのみしっかり見てしまって悪いですね〜と思いながら船に乗る金田一を見届けた。

 

満を辞して寝る前に「パラサイト 半地下の家族」を視聴。

あーーーこれはアカデミー賞パルム・ドールを獲るだろうな…という完成度。全く隙がない。全編OPからクレジットの歌まで面白い。前半、半地下のアパート住う一家が高台の豪邸に住う一家に使用人に成り代わる。その鮮やかな手腕とそれぞれが持つスキルの高さに潜入作戦もののスパイ映画を見ているような楽しさがあった。しかし物語は高台一家がキャンプに出かけ、半地下一家が我が物顔で豪邸でくつろいでいると雷鳴と共に豪雨がやってくるところで急展開を迎える。豪邸の地下に住む人と半地下、そして高台に立つ豪邸。格差社会を物語の設定だけでなく階段や雨といった縦の構図で描いて見事だ。特に階段はそれぞれが住む家の中や、街並み、スーパーまで、至る所で最適な効果を発揮して月並みな言葉だけれど、すげえぜアニキ!!!とひたすら感嘆。

視聴後に興奮のまま感想サイトを巡って結局2時に寝た。ジャージャーラーメンが食べたくなってくる映画ですね。

*1:正月休みで読んだ本を返した「相棒season13中」「相棒season13下」「相棒season14上」」「図説 ヴィクトリア町の子ども達」

*2:不毛地帯の原作を途中で挫折した過去を持つのでNetflixさんはドラマ版の配信を切に願います