Naokiさんのツイートを見てお思い出した告解。
— 魔王 (@ma0haakai) 2024年9月6日
10年近く前に伊丹憲一ファンとしてナニコレ珍百景に取り上げられていた小学生の女児。私は彼女に失礼かつ大人げないリプライを送ってしまった過去があった。私はそれを本人に送ってしまった側の人間なので、今、年齢を書いている人に対して何も言えない。
しかしいま、当時と同じ状況なら、同じ感情になって、そっとブロックするだろうな。
— 魔王 (@ma0haakai) 2024年9月6日
自分の癖をさらけ出せる土壌が増えたとはいえ、あの投稿はあまりにも純粋すぎた。当時の私はその純粋さを自分の土壌を荒らす暴力と勘違いしてしまった。今考えると言葉足らずでもっといい言い回しがあっただろうに。
何回も言うけれど、私は人望も責任感もないので、他人からの言葉を受け止めて自分の言葉で返せる器量のある人はすごいと思います。今の自分はできないから。
— 魔王 (@ma0haakai) 2024年9月6日
そういう真剣な姿勢が評価されて信頼につながっているのだ。私も未来の自分に信頼されるように仕事を頑張るぞ…!………出勤いやだな〜〜〜!
彼女に送った具体的な内容は現在忘れてしまった。履歴を探ろうにも覚えていないし*1、おそらく彼女のアカウントも存在しないだろう。
ただ、彼女のあるツイート内容にひどく怒り呆れ、その感情が私の周囲で今でいう学級裁判の一歩手前のような状態になった。私は「年少の彼女にこの世界の規律を教授しなくては」といらん世話と年長者ムーヴに掻き立てられて、リプライを送ってしまった。私のように義憤に駆られて直接指摘()する人も多数いたし、空リプでお気持ち表明する人もいた気がする。
たぶん鮮烈に覚えているのは後年その行為がとても恥ずべきことだと気づいたからだ。当時私のようなリプライを一気に受け取った彼女は、畏れと哀しみ(ひとつずつリプライを返していたので真面目な人だった)でいっぱいになっただろう。楽しいはずのインターネットで裏切られた気持ちになっただろう。
ただ、ツイートしたように当時の私が抱いた感情は否定するつもりはなくて、むしろ今同じ状況になっても似たようなことを思うだろうな。というものでした。思うだけならいいんだけれどね。行動が悪かったので。
今の彼女は大学生前後の年齢か。どうか健やかに成長して、一つでもポジティブ相棒ワールドにまつわる思い出が残っているといいな。まあ、少なくとも生の川原和久さんと直接自宅でお会いしているという点で、彼女はとんでもない幸運をもっているので、そういう良き思い出は大事にしていただきたいです。
こうやって一人懺悔をしているが、もちろん告解すべきことはこれだけじゃないし、当時のツイートを発掘する過程で、10年前の自分のツイートを一部読み返したけれど赤面ものだった。こんなものを鍵もかけずに全世界に公開するな。
亀山薫が右京さんと叫ぶ声でしか摂取できない栄養素、確かにある。
— 魔王 (@ma0haakai) 2024年9月6日
神戸尊が右京さんに置いていかれたときの地団駄でしか摂取できない栄養素や、カイトが照れながら悦子にハッピーバースデーを歌うことでしか摂取できない栄養素、冠城亘が青木をこねくり回す動作でしか得られない栄養素など。
いつだったか「刑事ドラマでは登場人物の関係性やプライベート情報はあまり重視されないので、オタクはたまに公式から供給される情報に飢えている。作品の情報度で言うと関係性は1割くらい」みたいなツイートを見かけたことがあって、相棒の登場人物たちの日常や過去やプライベートを妄想するたびにこの言葉が頭をよぎる。