翌週に複数人の他人(ひと)と八経ヶ岳に登る予定なので足を引っ張ってはいけない、とトレーニングを兼ねて一人で登ってきました。今シーズン始まって初めての本格的な山行。(2月の六甲山はハイキングみたいなものなのでカウントせず)
金剛登山口バス停から千早本道へ。千早神社の御朱印はまつまさという登山口近くの茶屋で授与されるらしいが、今回はダイヤモンドトレイルを経て奈良県の御所へと降りるので千早神社の御朱印は諦めることに。しかし恒例の登山の安全祈願をする。

1時間30分ほどで山頂へ。なんてことはない低山だけれど、久しぶりの登山&階段が辛くて既にしんどい。

有名な山頂の定点カメラにも写りました。ご飯を食べたり*1カメラに写ったり御朱印を貰ったりして1時間30分ほど山頂に滞在。葛城神社は書き置きで、転法輪寺は御朱印帳に直接書いてくれるタイプ。しかし、家に帰宅したときに判明したのだが透明なカバーを外してくれたようで、いや御朱印帳を受け取った時にカバーの有無に気づけよ、手の感触で分かるだろう…と落ち込んだ。カバー、せっかく購入したときについてきたのになんで忘れてしまったんだ……。としっかり落ち込んだ。*2
途中、赤いテープを頼りに下っていたら道迷いになりかけていたことに気付く。*3慌てて道を引き返したが、それまで下り道をせっせと下っていたので、振り返ってほぼ崖(体感)みたいな道を登り返すのか~~~~と現実が押し寄せて思わず「あ”あ”あ”あ”っ!!!!!」と野太い声で悲痛を表現するなど。自業自得だが、異変に気づいた私偉い。
そんなこんなで当初の予定よりも1時間ほど遅れて水越峠へ到着。私は今回逆から来たけれどえぐいくらいの急な下りだったので、ダイヤモンドトレイルのルートである大和葛城→金剛山のルートを登る人はこの急登を登るのか……しんどいだろうな……。と思いを馳せてげんなりするなど。

水越峠から大和葛城も階段急登だった。本当に辛くて、何度も階段に座って息を整える時間が必要だった。この階段が永遠に続くんじゃないか、いや、永遠なんてない、かならず山頂というゴールがあるのだから今はとにかく足を動かして進むしかない。いやでも本当にきついな。戻りたいな。戻るって言っても水越峠があるのは旧R309だぞ。どうやって下山するんだ。自家用車で来ているわけでもあるまいし。金剛山で大人しく下山しておくべきだったか?いまから大和葛城へ登れてたとして下山したら16時を回るんじゃないか?予定では15時には下山してお風呂に入っていたはずなのに遅い。なんで金剛山であんなにゆっくりしちゃったんだよ。金剛山と言えば、あの御朱印のノリがべとべとして嫌すぎる。断って家で自分で貼るべきだったわ……。とつらつら考えていると

着いた!!!!
金剛山と同じく自動撮影カメラが設置されていたので撮影。
私の登山あるあるなんだけれど、さっきまで「もうこんなしんどい山に登るもんか!!!!」と自分に怒っていたけれど、山頂に着いた瞬間に全ての感情が達成感に上書きされ「気持ち~~~~~~~~~やったぞ~~~~~~~~~ここまで登れたぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!私、なかやかやるじゃないの!!!!!」になりますよね。今回はあいにく曇りで、展望は望めなくて強風だったけれど。それでも自分の足でここまで登ってこれた。こうして懲りもせず、登りのきつさを忘れて次回も山に登ってしまう。同じことを繰り返す愚かさ……と自虐していますが、客観的に見てもめちゃくちゃ精神的肉体的に健康的な行為ですし、下手にサウナで整う(笑)より体に良いことをしているぞ、と自画自賛していますからね。登山が趣味な自分に酔っている部分あれど、でもそれくらいのレベルに達しているという自負はありますし。
山頂でコーヒーを飲んでワッフルを食べるつもりだったが風がビュンビュン吹いて吹き流しが荒れ狂っていたのでそのまま下山することに。


4月も中旬を過ぎているのに山肌のところどころが桃色だ。山桜越しに御所の町を見ると、古の人も同じような景色を眺めたのかしら。これは一句読みたくなるな、と風流な感想を抱くなど。
噂に聞いたことはあるダイヤモンドトレイルのチャレンジ登山大会の概要が書かれたポスターを見かけた。この時点で12km、下山すると15km(この日は結局15+御所駅まで3kmの距離を)歩いたことになる。
もしエントリーするなら中級の21kmコースだろうか。

ちょうちょを見たりしているうちに下りはするすると下山。しかし、かつては「下りの女王」「かもしか」と呼ばれた下山時の軽快な足取りはどこへやら。ゆっくりもっさもっさと下って、やっぱりトレーニングは継続しないといけないな、と日頃の不摂生を恥じました。あと左ひざが痛んで歩き方もおかしかったんだろう。
そんなこんなで下山。末広町商店街の和菓子屋で直近で会う人用の土産を買って、ふと通りがかった昔ながらの米穀店で自分用の雑穀米を購入。シャッター商店街というフリー素材、今風に言うと生成AIが描いた画像、のお手本のような寂れた商店街だったけれど、まあ、多分2度と御所にくることはないのでね。少しでもお金を落としたいですよね。米穀店のおかみさんは私が和菓子屋さんの袋を持っているのを見て「紙袋いるか?」と声をかけてくれて、私も私で調子よく「もらえるならありがたいです!!」と図々しくいただいた。
和菓子屋さん
櫛羅のまちを歩いるていると葛城路という銘菓の看板が目について、気になっていたので購入。かりんとうまんじゅうは自分用に買った。賞味期限が2日なだけあっておいしかったです。
米穀店
軒先の写真が載っていると思うけれど、ワゴンみたいなものに古代米などをブレンドした雑穀米が販売してあって、ふらふらのと吸い寄せられた。そろそろ黒米や玄米がなくなりそうだったのでちょうどよかった。
「御所宝湯(ごせたからゆ)」へ。

昔ながらの銭湯を今風にポップにしたもの。登山後のお風呂の気持ちよさは言わずもがな。シャンプーリンスボディーソープあり、洗顔料あり、ドライヤーあり、体重計あり。ザックを番台で預かってくれたり、サービスが最高でした。登っている最中に下山後に食べたいものランキングを考えていて「ビール」「ソフトクリーム(もしくはアイス)」「コーラ」「ラーメン」など色々思いついたけれど、結局銭湯で瓶のコーラを飲んで、そのままJRに乗って帰りました。

平成レトロなんか目じゃない本物の風格。調べたら明治時代に建てられた駅舎らしい。
時間はかなり押したけれど、当初の予定通りの山行と行程を終えることができたので大満足です。
*1:山食の鮎美ちゃんのようにマルタイの棒ラーメンとウインナーの山ご飯を食べようと考えたけれど、いつも通りおにぎりとワンタンスープ。先日買ったコンロを使うことができて満足。
*2:詳細は、葛城神社の人が書き置きなので好意として御朱印を帳面に糊付けをしてくれたけれど液体のりのアラビックヤマトを塗りたくられた。→べっとべとのゆがんだ御朱印のページになってしまい、後から転法輪寺に御朱印を貰いにったら、紙ではなくラップを挟んだりドライヤーで乾かしたりしてくれた。おそらくその時にカバーを外されたことに気付かずそのまま私は受け取ってしまった、が真相だろう。
やっぱりめんどうでも持ち帰って自分で納得いく形でスティックのりで綺麗に糊付けするべきだったわ。
*3:コースタイムが進行方向短かったので、金剛→水越峠は下りだろうと思い込んでいたのも悪かった。実際に延々と下りはしたけれど