肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2023/1/18 新型コロナウイルス感染week

そんなわけで感染して療養中です。ワクチンは2年前に2回接種したのみ、母が2回コロナに感染しても、職場で感染者が出ても(完全に濃厚接触者だった)びくともしなかった私の体ですが、いやまさか、日本中で数万回繰り返された言葉かもしれないけれどまさか感染するとは…。しかし陽性反応が出てしまったものは仕方ないし、そもそもそんなことを考えられないほどしんど過ぎた。

 

水曜日の日中は元気だったけれど帰宅後に異様な疲れを感じ、お風呂に入って即行ふとんへ。相棒が始まったけれど薫ちゃんがママチャリを爆走している光景とデッサンのモデルになっている光景を見届けたら我慢できなくなり、寝。薫ちゃん、麗音のことは麗音ちゃんって呼んでいるんやな・・・。呼び方でTLはワイワイ盛り上がっているだろうな・・・と薄れゆく意識の中ぼんやり考えたのは覚えている。

その後22時すぎごろ目が覚める*1めちゃくちゃ寒い。寒いし手が痺れている。熱を測ると39.5度。39度台の熱は学生以来なので久しぶり。ここらへんで両親が救急に行って発熱外来を受診したら?と言ってくるが、実は1週間前にも同じくらいの時間に発熱外来を受診し2時間くらい車の中で待たされて結果「陰性」だったことがあった。しんど過ぎる。そもそも今の状態で車の運転は出来ない。

結局翌朝父が運転する車で救急へ。肩で息をして時折えずきながらテントの中で問診表を書いて*2、車の中で待機していると看護師さんとお医者さんがやってきてPCR検査をしてくれた。(ついでにインフルエンザの検査もした。こちらは陰性。)いつもは看護師さんが検査キットを持って来るだけなのでVIP待遇じゃん~と思っていたが、這う這うの体で問診表を書き、容体を告げる電話でも本人ではなく父がめちゃくちゃ喋っているので、すわっ!と判断してやってきてくれたのかもしれない。そして、健康優良児の成人女性でさえこの初期症状なので疾患がある人や高齢者は救急車を呼びたくなるよな……と、絶え間なく聞こえる救急車のサイレンに同情する。いつもは帰宅後に陽性か陰性か電話で教えてくれるけれど、そのまま待機しているとすぐに結果を教えてくれ、カロナールだけでなく欲しい薬があれば処方する、と言ってくれたので(これがありがたかった)ちょうど葛根湯が切れかけていたので貰う。

 

帰宅して即隔離される。敷きっぱなしだった布団に潜り込み、カロナールを飲んで意識を失った。この時点で7:30。一応、9時前には職場に連絡しないとな~起きれるかな~と懸念しながらだったが沁みついた社会人としての意地か8:30に目が覚めたので無事に「コロナの陽性反応が出たからしばらく休むわ~~~(実際はもっとビジネス寄りな内容です)」と告げる。すまんな、1週間前も似たようなこと言って休んで。つーか水曜日の日中に「赤井さん、風邪はもう治った?」「はい!!もう元気っすよ!!!!!」とやりとりしていたのに、元気どころか感染してんじゃん。

布団→洗面所→トイレの3つの地点をひらすらぐるぐる回る一日。Twitterにも書いたけれど、全身の倦怠感と下半身の痛さがえぐかった。痺れではなくて、筋肉痛を煮詰めて煮詰めて濃度を濃くしたような痛さっていうのかな。カロナールを飲んでアクエリアスを飲んで寝たいんだけれど1~2時間で起きてしまう。*3眠れないときはインターネットをすれば大抵眠くなってくるけれど、流石にこの体調で元気もりもりインターネットを出来るわけがないのでひたすら布団の中で目を瞑ってやり過ごす。

熱は38度台まで下がるが、油断すると38.9度という体温をはじき出す。食欲?それより足の痛みとのどの痛みを何とかしてくれよ!!!!!!!!

 

 

足は痺れているけれどだいぶましになった。3時間以上続けて眠ることができて感無量。しかし今度は咳が酷い。咳のし過ぎでお腹が痛くなってきた。慣れない筋肉を使っている感じがするので筋肉痛だ。

空腹<<<<<<<||越えられない壁||<<<<<<お腹の筋肉痛。の図が脳裏に浮かぶ。お昼の時間にようやくおかゆとゼリーを食べた。のどを通る温かいおかゆのドゥルっとした食感が、咳のし過ぎで腫れたのどに効いているような気がする。

かかりつけ医を受診するたびに大量に処方されていた葛根湯とトラネキサム酸カプセルを飲む。*4医療従事者のフォロワーさんがコロナ感染に効く市販薬をツイートしており、その中にトラネキサム酸配合の薬も紹介されてあった。強い気持ちで毎食飲み続けることにする。

録画してあったよしながふみ版大奥を視聴。2010年版の映画はもちろん2012年版のドラマ版や映画版も見たが、期待度は今までのどの作品よりも高い。冨永愛吉宗の造形が2次元過ぎて、貫地谷しほりさん演じる加納久通が相対的にふっくらして見えた。貫地谷さんの美しさをけなしているわけではないんだけれど、いやあのスーパーモデルの冨永愛横に立って堂々と演技をこなして立ち振る舞うことができる人物っていったらなかなか数が数えられると思いますからね。吉宗主従に限らず、ビジュアルを原作にここまで近づけたか!!!という唸り声と、徳川15代将軍全ての物語をドラマ化するが故の、原作のエッセンスを残しつつテンポよく進む物語、それでいて軸となるエピソードや人物の機敏などはしっかり描く、という緩急が良いですね。3話を見るのが楽しみだ。絶対にカットされないであろう「堪忍な、若紫」と言いながら玉栄が若紫を殺すシーンが楽しみでなりません。

 

夜は寒すぎてペットボトルにお湯を入れてタオルで巻いた即席の湯たんぽを作ってもらう。私の部屋は一番北向きにあるので日が差さないし底冷えが酷いのだ。

 

 

リモート会議と言いながらおじさんが作成したスライドをおじさんが延々と読み上げる様子を全社員で見守る、という謎のイベントでした。私はコロナ陽性者なので自宅でスマホからログインして布団の中で音声だけ聞いていたのですが、これ、実際は「全員出勤して店舗にある個人PCからログインして視聴する方式にするかも~~~」という気まぐれなお達しがなされていました。そういうの気まぐれロマンティックだけで十分だから。なんのためにモバイルPCとスマホが支給されているんだよ。どういう思考回路をしたらこういう発想が出来るんだろうか。そもそも私は「いや、私は家から参加しますね。そもそもコロナ禍を懸念してリモート開催なのになんで出勤するんですか。もう一度検討してください」と上司に発言していたので、*5どっちにしろ言葉通りになってよかったわ~~~~。

朝10時から夕方16時という5時間ぶっ通しで話を聞くだけだが、途中でスマホの充電が切れてしまったので充電中はしかたなく相棒を見るなどして過ごした。*6自店の発表はきちんと聞いていたので、義理は果たしたと言えよう。

 

朝から夕方まで延々と咳をしているので部屋を加湿することにする。加湿器なんて洒落たものは無いので、昨晩のペットボトルを包んでいたタオルをペットボトルの中身の水で濡らしてハンガーにかける。部屋にあるものを組み合わせてアイテムを作成するの、20年くらい前のインターネット上に会った脱出ゲームみたいだな。入手できるのは脱出に必要な謎解きのヒントがもらえるのではなく、のどのうるおいだけれど。しかし、この咳が収まれば隔離生活も終焉を迎える、という意味では脱出アイテムなのかもしれない。

 

アクエリアスが甘すぎたのでついに卒業。お茶を飲む。

 

 

22日(日)

父が陽性者に。初日に私を病院へ連れて行ったことが原因じゃん!!となりひとしきり大騒ぎする。カロナールと葛根湯とのど飴を差し入れ。熱は酷くなく元気です。

 

お昼に食べたそばがおいしかった。温かい汁が腫れた扁桃腺を優しく包み込んでくれるようで、うまい~~~ああ~~~と久しぶりにおいしいものを食べた多福感に包まれる。後で聞くとセブンイレブンのお蕎麦だったようで、だからか!!!!

夜、固形のご飯チャレンジをしてみようと「おにぎりか、ちいさいお弁当。あとお味噌汁」と食べたいものを所望すると小さな中華丼が出てきた。母、そういうところがあるよな~と笑う。中華丼はいつもなら2口か3口で食べ終わる量だったけれどひさしぶりの固形のご飯だったので10分くらいかけてゆっくり食べた。久しぶりの野菜。

お風呂に入る。実に4日ぶり!お風呂から上がって今日はシャンプーが全然泡立たなかったな~と不思議に思っていたが、そうだ。お風呂に入れなくて皮脂が詰まっていたからじゃん!と自分で解決。お風呂に入ったら全てがリセットされて全能になる感覚だが、脳みそすらリセットされるとは。

 

 

23日(月)

終日布団の中でうごうごしていた。いろんな夢を見た。発熱真っただ中の時はあれだけ寝ていたのに夢なんて見た記憶がなかったので、夢を見るくらい浅い眠りをすることができるようになった、と考えることが出来よう。

日中、仕事上のミスが発覚し、別の店舗の人にフォローをお願いする。コロナから復帰したらなにか差し入れを買っていこう。

夜、防寒対策をしっかりして買い物へ。ミカンを買った。ビタミンがおいしい。

 

 

24日(火)

シャワーを浴びたり部屋の掃除をする。部屋の換気をして、図書館へ期限が切れそうになった本を返却してごみを捨ててコンビニへ。

熱は下がり、咳もたま~に痰が絡むものを一つ二つするだけになった。2日前のあの空咳祭りから考えられない治癒だ。25日まで自宅療養は続くけれどひとまずこれにていったん終了、という気持ちだ。

陽性経験者の友人から「のどの痛みは割と長いこと残る」と教えられているのでまだ咳は続くのか…とうんざりするけれど、逆に咳以外の後遺症らしき後遺症はないので、こういうもんか、という感情が今は大きい。長かった。家族全員ここまで一緒に家に滞在するのは初なんじゃないかってくらいの密度で共に過ごしたので、最終的に(すいません割と初期から)回復した人から家を出て自分が食べるご飯は自分で買ってくるスタイルになった。

こういうご時世なのでいつだれが感染して陽性反応が出てもおかしくない。と常日頃から考えていたし発言していたが、いざ自分が感染すると「関節~~~~~足~~~~~~のど~~~~~~」がひたすら痛いし、もし最悪ここで自分が亡くなったら、Twitterの固定ツイートに自分が亡くなったことをお知らせする内容を投稿してもらわないといけないな…両親に頼めるか?弟?信頼できるリア友に頼む??など色々いらんことを考えちゃうし、碌なもんじゃないです。健康一番。

*1:ここ完全に夜中だと思っていたのでまだ1時間しか経っていないの!?!と驚いた

*2:ここら辺記憶がないけれど1週間ぶり2度目なのでほぼ手癖で書いたんだろうな

*3:夕方友人に足が痛くて仕方がない、と愚痴ったら「知り合いでコロナに感染した人も足を痛がっていた」らしく、感染あるあるなの…?と少し安心する

*4:葛根湯はやはり途中で無くなったので救急で処方されていて助かった

*5:私以外は全員出勤すると発言していた。家だと集中できない人とかいるから分からんでもないが、正気か?

*6:スライドの内容は後日展開されるしな!!!