肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2022/11/29 運転免許更新ビデオ/免許証の写真の写りの悪さ/

午前中は免許証の更新と荷物の発送。

未だゴールドではないので最寄りの警察署ではなく、運転免許試験場に向かい2時間(!)の講習を受ける。午前休暇を取っていたが免許更新で時は過ぎるし、違反者なので更新の印紙代は多く取られるしで凹む。自業自得だからどうしようもないが。しかし平日の朝一なので比較的空いていたのが良かった。受付に並ぶ行列が建物内に収まっている光景は初めて見た。

 

 

 

2時間コースの講習だが、前半1時間は教官による県内事故や新しい法規制についての説明。後半は安全運転自己診断や25分のビデオ視聴だ。説明スライドにドライブレコーダーの映像が多用されており、なおかつ知っている道がよく出てきたので非常に親しみを持って1時間過ごすことができた。前回の教官は一本調子で延々と教本を読んでいくスタイルだったので、その工夫に感動し「アンケートがあればこのポイントを強調して褒めておこう」と感じたがそんなアンケート用紙は無く。教官の笑いポイントにしっかり反応することで「あなたの講座をきちんと聞いていますよ!」アピールをした。

後半のビデオもやはりドラレコ映像が多用されており、目的をもって撮られた映像とは違う画質の粗い交通事故が「身近」さをより感じ、こんなことあるの!??!と素直に驚いた。一つネタバレをすると、信号のない一方通行の左車線走行中の車(ドラレコ搭載)が右の歩道にいる歩行者に横断歩道を譲って待機していたところ、隣の車線から猛スピードで車がやってきた。しかし左の歩道から別の歩行者も横断中!左の歩行者はさっと身をひるがえして事故を回避したが、猛スピード車はそのまま走り去る…という映像だ。この映像のインパクトはビデオを作製したテレビ朝日映像も自認しているのかアバンタイトルにも使われており*1私も加害者になり被害者になる可能性に溢れているこの車社会…怖いね…。

一方交通事故の遺族や交通刑務所の受刑者インタビューは大幅に削られている印象だった。コロナ禍を経て人と人を伴う撮影は遠慮されているのか、ドラレコ映像の見た目のインパクト効果が大きいのか。教習ビデオを作成する会社を取材したDPZかジモコロの時期を思い出した。(ビデオに登場する車種が会社が多いのは国産車はスポンサーなどのしがらみが大きいから等)

 

 

 

そんなこんなで講習を終え、免許が交付され受取ってみるとさあ!!!!もう!!!!写真に写る私のなんと能面のようなのっぺりした顔のこと!!!!!エブリタイム眼鏡ユーザーだが、カメラに反射するらしく眼鏡をとって写真を撮った。これがもう…目の小さき者よ!!!顔のパーツは小さいのに顔が大きいというコンプレックスが見事に強調されて、ひどくがっかりした。3年間はこの顔が公正なものなので、がっかりしながら生きます。日曜日に美容院に行って髪の毛をキレイにセットしてもらったがそんなことは吹き飛ぶくらい衝撃だった。

 

 

 

せっかくなので運転免許試験場の喫茶室で*2 なにか食べるか。揚げ物が食べたいな、とメニューを見るも見事に麺しかなかったので、DowntonAbbeyのDVDを発送して、そのまま運転しつつパンを頬張って仕事をしに行きました。

 

 

*1:ちなみに教官による説明内でも似たような状況のドラレコが使われており、こちらで猛スピードを出していた車はドラレコ映像をもとに無事に逮捕されたらしい

*2:DPZ大北さんが書いた記事の中に運転免許試験場のご飯をめぐる、というものがあった