肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

2021/12/24 大お歳暮交換会に参加した!!

 

デイリーポータルZ主催のプレゼント交換会に参加してきました。3000円以上の食料品ギフト(賞味期限が1ヶ月以上あり、自宅保存ではなくお店から直接発送したもの)を編集部に送ると、同じように送られたギフトの中からランダムで自分のもとへギフトがやって来る。という遊びです。送料は自分持ちなので総額5000円くらいだったかな?

ツイート内のリンク先の記事や #DPZお歳暮 のハッシュタグを見ていただくと臨場感が伝わるので、是非とも元記事を読んでいただきたい!!

dailyportalz.jp

夏に大お中元大会と題して初回が行われており、レポート記事*1を読んだ私は「ぜ~ったいお歳暮は参加してやる!!!」と意気込んでいたのでした。お中元やお歳暮といった季節の贈り物とは縁のない人生を送っており、社会人になってからは職場にやって来るものの自分宛ではないので(最終的にバラされて皆で分配するが)実感が湧いてこず、ほ~ん…と対岸のことだった。それが!!あのデイリーポータルZが主体となって!!さすがWebマスター林さん。目の付け所が鋭利すぎる。

天下のおもしろサイト主催、そして受け取ったギフトはツイッターで報告、といったことから導き出される最適解、それはつまり、受け取った人が自分では買わない商品だけれど貰ったら嬉しくなって、食べるのが楽しみになりながら年を越し、ちょっと物珍しく、参加した甲斐があった~!と思ってくれるような!!そういう捻りがきいた!!お歳暮を送る!!!!!

 

プレゼント選びの妙*2に目覚めた私はこの縛り(自分が飽き性なので個包装で同じ味のお菓子山盛りは止めよう、とか、冬の季節感があるものにしよう、などなど)にぴったり合うような贈り物として、地元企業が作る商品を送ろうと考えた。全国津々浦々、様々なライフスタイルで暮らすのDPZファンの元へ届くのなら、とらやのようかんやヨックモックや資生堂パーラーなど*3王道の品でも十分喜ばれると思うが、それでも「おらが町のうめえもんを食べてくれ~~~!!東京にもお店はあるっちゃあるけれど、あまり食べたことはないでしょう~~~!!!そして是非ともひねったツイートをしてレポート記事に編集部員のコメント付きで掲載してくれ~~~!!」という本音がね、本音というか承認欲求的なね、そういう思惑がありました。

そんなわけで晩夏の頃から商品の目安を付け、いよいよ冬本番となりデパートの催事場で開かれているお歳暮コーナーにも足を向けつつ*4やはり当初の予定通りのお歳暮にして発送しました。

 

12/22には編集部に集められたお歳暮を渋谷のカルチャーカルチャーにて発送する様子が配信され(ちなみに会場に直接持ち込むのも可能だった)あわよくば己のお歳暮がチラっとでも映らないか、年内最後の相棒放送の直前まで私はYouTubeにかじりついていた。

youtu.be

上記のアーカイブ動画でも確認できるけれど、林さんと古賀さんが今回集まったお歳暮に対して

「平凡なものじゃなくて、結構凝りに凝ったものを」

「そうですね、ちょっと今回凝ったものが多かったです」

と語っており、よかった~吟味してよかった~~~と胸をなでおろした。私のお歳暮は残念ながら認識できるレベルで映らなかったが、同社の別商品は言及されており「私以外でこれ、選ぶ人いるの!?!?」と驚愕した。ファンの中に同じ県民がいる…!?!?県民とは限らないけれど、でも知っている人いるんや…。

 

 

そして12/24のクリスマスイブ。この日はこのブログでもたまに書いている気ごころのしれた友人達とSkype通話をする予定だった。Twitterでは早くもお歳暮が到着したツイートが続々とアップされており、私も通話しながら開封できたらいいけれど、おそらく再配達かまだ配達中だろうな…とおうちに帰ってみたら!!!

届いていた!!!

たまたま家族が受け取ってくれ、着払いの料金も払ってくれたという。あわててお礼と立て替えてくれたお金を払い、大慌てで晩御飯を食べてお風呂に入り、満を持して友人たちの前で開封の儀となった。

Skypeのカメラがなぜか背景をぼかすモードになっており「なぜ中途半端なモザイクを見せられているんだ」「画面酔いが酷い」「赤井の足しか見えない」「商品を早く映せ」というクレームを受けつつも、みんなワイワイと合いの手を入れてくれ、段ボールを開け、お歳暮ののしが貼られた包装紙にくるまれた箱が出てきて、包み紙を剥がすと……

 

にしきやのカレーだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう一度載せておこう。7~8年前だろうか、TVで紹介されているのを認識してからいつか食べてみたいカレーだったし、なんなら東京遠征の度に自由が丘のお店に行きたかったがなかなか機会がなかったのだ。*5

レモンクリームチキンカレーの黄色いパッケージが見えた瞬間「え?もしかしてこれってにしきや???」と興奮気味に声を張り上げ「箱ににしきやって書いてあるよ!」と友人から指摘され*6あらためてロゴを目視した瞬間のボルテージの上昇っぷりは今でも思い出せる。当たりを引いてしまったな。最高のクリスマスプレゼントだ。私以上にこの大お歳暮交換会でやってきたお歳暮に喜んでいる人はいないだろうと自負するほどだった。

正直、正直ね、外れがなくて全方位に正解のTHEお歳暮がやって来るかなと期待していない部分があったんですよ。私が選んだギフトも最低金額ぎりぎりのランクですし、もしも自分が結構な金額を出資しても届いたギフトがそれ以下の商品だった場合(自分で書いていてあさましいな…)落ち込んでしまうじゃないですか。まあ、DPZ界隈の場合、お歳暮の中身より送り合う過程を重要視するんですけれどね。でもそんな杞憂はぜ~~~んぶ吹き飛んだ。夢ってかなうんですね…。思いもよらぬ形で人生ビンゴの穴を一つあけたような気分だ。


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しかもこの送り主さんが手作りしたであろう(飼い猫かな?)カードまで同封されていた!こんな気のきいたひと手間かけることを厭わない人がセレクトしたお歳暮を受け取ることができるだなんて、私の人生も捨てたもんじゃないな。実際Skype中もあふれる好意に感情がついていけなくて何度か絶叫したし。

友人達も私のテンションに当てられたのか、お互いにプレゼントを贈り合いたい!となり、最終的にラインスタンプ交換会が開催される運びとなったが、それはまた別のお話…。

 

 

 

私が送ったお歳暮も報告ツイートされており、その文面のテンションから包を開けたときの興奮が伝わってきました。喜んでくれて何より…*7

改めて、デイリーポータルZ編集部の皆さん、プラチナスポンサーの皆さん、そして大お歳暮交換会に参加した皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございました!!

実はいただいたお歳暮は家族に「無印のカレーのOEM会社の自社製品だよ」と伝えたところ「そんなにええもん(確実においしいと分かり、なおかつ物珍しい)なら親戚(料理上手で舌が肥えている)に会う時の手土産にする?」という提案があり、絶賛攻防中です。これだけは!!死守せねば!!!

 

 

 

 

最期に参加者だけに分かるあるあるを書いて終わるよ~~~!!!

参加登録フォームにて『この商品を選んだ理由』や『お歳暮に対する意気込み』を書き込みながら「さては名も知らぬ相手先へこのメッセージも送られるのかな~~もしくはレポート記事内で紹介されるのかな~~」と期待したみんな!!!残念だったね!!!

 

*1:

dailyportalz.jp

*2:

ma00720.hatenablog.com

*3:ちなみに我が家にもヨックモックの缶は実家箱として存在しており、贈り物文化の辺境の地である我が家にさえ「ある」ヨックモックの勢力っぷりに感心した

*4:国立博物館とのコラボパッケージの商品にもかなり心惹かれた…

*5:東京スタンダードの商品を通販で買うのはちょっと風情がないな…と思ったので

*6:ちなみに友人達への説明時に群馬のメーカーで実店舗は自由が丘にしかないと言ってたけれど、実際は宮城県のメーカーで、宮城県内に何店舗かある以外は自由が丘にしかなかった。記憶がうろ覚え過ぎる。そういえば外装の段ボール箱にMIYAGIって書いてあったわ。最初宮城県の商品の詰め合わせかな?って思っていたじゃん。

*7:こだわりポイントとして、オンラインショップでも販売されているギフトセットなんだけれど、実店舗のみ?の組み合わせがちょっと違うタイプを選んだこと。綺麗に撮影してくれて嬉しい!