友人たちの賑やかな声で目を覚ました。6:30アラーム通り。髪型アレンジメントと化粧技術に圧倒的自信がないので課金してプロにお願いしている私は悠々と朝ごはん(昨日の晩コンビニて買っていたパンとおにぎり)を食べて着替えて最後のスピーチ練習をする。
トランクやポーチから次々に登場する化粧品を貸し借りし有ってそれぞれ器用に使いこなす友人達を見ると、私個人が持っている化粧品全てを動員しても太刀打ちできないレベルだったと改めて実感した。今何気なくポーチから掴み取っていたけれどマスカラとアイライナーだけで3種類ずつ見えましたよ?!?!腕に自信の有る人達が次々に顔を作っていく様子はYouTubeでメイク動画を見ているようで、赤べこのように頷きながら見入ってしまう。
晴れ着に着替えて時間通りに出発。見事な晴天でお天道様も祝福してくれているとはこのことか…と感慨深くなってしまう。
顔面が完成した私を友人が撮影してくれた。普段から赤色やコーラル系が好きだと自他共に認めているので意外な色だと思われたようだが、黄色を着ている参列者はいなかったので一安心。
式も披露宴も新郎新婦の細やかな気遣いやおもてなしを感じられて終始和やかに進んだ。懸念されていた友人代表スピーチは、直前になり顔面蒼白になった私を同席の友人達が「誰も正解を知らないんだから!赤井が喋ったことが正解なんだよ!!」と一様に励ましてくれ、駄目押しで
今夜21時から相棒19よろしくお願いします👓!!
— 篠原ゆき子 (@nQ6uS5fuLhKv3VC) 2021年2月24日
先週のクイズの答えは…
中園照生参事官でした〜!!
まさかの正解率100%!!🤣#相棒19#aibou pic.twitter.com/51KrSgDGlP
篠原ゆき子さんがTwitterにアップしてくれた川原さんがおすましポーズの写真を見て心を落ち着かせた。シャンパンやビールをある程度飲んでいたお陰か、新郎友人代表スピーチも心穏やかに聞くことができた。そしてついに名前を呼ばれた。原稿代わりの手紙を持ってマイクへ向かおうとしたところ一枚紙を忘れて慌てて席へ戻るハプニングがあったが、その光景を見た新婦が笑っている顔を見て緊張がほぐれたのだろう。9割成功!なスピーチにすることができた。足がガタガタと震えてながらも声だけはきちんと届けねば!と強い意思が働いたおかげだろうか。会場の皆さんも程よく笑ってくれたのですっかり気を良くしてテーブルへ戻ることができた。
スピーチ内で私が新婦の好きなところや尊敬するところをあげた部分がある。我ながら上手い言い回しが出来たな…と感心してしまったけれど、新婦に限らず今回一緒に参加した友人達にも通じる。改めてこのグループの友人関係が大好きになった。書きながら私もこうなりたい、こういう人柄でありたい。と自分の目標とする人そのものやん…!思っていたけれど、今日1日楽しい日を過ごすことが出来たのは私と長年友人関係を築いてくれた信頼の証。今日はありがとう。これからもよろしくね。と心に刻まれました。
時々仕事の事が頭にちらついたけれど、完璧に最高な時間だったので間違いなく私が死ぬ前に走馬灯を見る時間があるなら今日という日は絶対に再生されるだろうな。それくらい今までの人生で5本の指に入るくらいの慶事でした。
改めておめでとう!!!お幸せに!!!
宴も終わり、大急ぎで帰路に着いた。
久しぶりにリアルで会ったのでお茶したりとか…と思うじゃん?でもコロナのあれがそれだし前日4時間少々しか寝ていないし明日も仕事!!!友人達も口に出さないけれど(((早く家に帰りたい…!)))という思いは一つなので散!!!!(前日に直帰しようぜと話はしていた)
着替えて家に帰りドレスの返却とジェルネイルをオフしに再び家を出た。1週間しかネイルをしていないが、トラブルの大きさを考えると月曜日に浮かれネイルは不味いだろうな…と判断してせめてもの禊だ。
友人の結婚式&披露宴から帰宅後祖母の危篤を知らされて晴々した気持ちから180°気持ちが動いて、1日で気持ちの振り幅が大きすぎるだろう……と動揺している。
— 魔王 (@ma0haakai) 2021年4月3日
不謹慎だけれど、昨日仕事のトラブル(100%私が悪く、最悪職場全体の事情に関わる大きな事件に発展しそう)が発生したので月曜日に浮かれた爪先だと不味いな…とジェルネイルをオフした3時間前の私。その判断はよかったぞ…と言いたい。
— 魔王 (@ma0haakai) 2021年4月3日
仕事に関しては順調とは程遠いクオリティだけれど、おそらくプライベートの充実やタイミングの良さに全振りをしているのでバランスはとれているんだろうな。
— 魔王 (@ma0haakai) 2021年4月3日
とても華やかで2人のおもてなしに心からありがとうとおめでとうを感じまくった時間だったので、出席できてよかった…。
家に帰ると祖母危篤の報が入っており、入院するかも?→いよいよヤバいかも→面会できるかな?→どうにかして面会したいよねと急展開を向かえた。最悪の事態を考えて葬儀社のリストアップをする。
翌朝祖母は逝去したと連絡が入った。