肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

3/14(日)

レンタルドレスの下見に外出。

の、前にTLが騒がしいのでなんやなんやと皆さんのRT先を覗いてみると…

 

 

紙媒体があるなら手元に残したい!サンケイスポーツを買って帰ろうと決意しつつ(ちなみにすっかり忘れて帰ってきた)出発。

 

1年ぶりに貸衣装のお店へ。

接客の距離感がプロの店員さんと盛り上がって、やはりレンタルドレスにするかな…と揺らぐ。ドレスのデザインが量販店にありがちなデザインだけでなく、一風変わったセンスが光るものが多くて、ひと味違う良さ…!!

 

すっかり気分はレンタルドレスの方へ傾きながら図書館へ。勉強しようとするもうっかり手に取った本が面白くて読みふけってしまう罠(罠ではい)

 

 

映画やドラマで使用されたプロップがその作品内でどんな効果をもたらしているか、プロップの作り方や資料をどうやって集めているかについて書かれた本にタイタニック号の沈没を知らせる新聞プロップについて言及されていた。

プロップの完成度の高さはもちろん、タイタニック号沈没のニュースがダウントンアビーに住まうクローリー家にもたらすさまざまな愛憎劇のスタートとなる…という物語のキーアイテムとなる重要性について説明されていた。ニュースを知る流れが上流階級のクローリー家ではなく新聞配達人→使用人という構成が歴史的に正しく、そしてそのニュースを屋敷中の使用人が噂する(上階の住人は寝ているのに!)…という冒頭シーンがいかに物語へ自然に視聴者を取り込んでいるか云々…みたいな内容だった。

思えばパトリックの死を告げる電報と、汽車に乗ってダウントンアビーを目指すベイツ、そして新聞配達人がダウントンアビーの始まりだった。この構図は考えられたものらしく、監督がめちゃくちゃ頑張ったみたいなコメントをしていたような気がするんだけれどすぐに思い出せないorzとにかく製作陣はこの冒頭シーンを2012年と1912年を繋げる大切なシーンとして練りに練った構成だったことは記憶している。

Twitterにも書いたけれど、20世紀初頭のイギリス貴族社会を描いた作品としてダウントンアビーの記述を見かける機会が多かった。しかし今回は歴史背景やストーリーや衣装やキャラクター描写ではなく映像作品としてその技量を純粋に評価していたのが誇らしいですね……。実物の写真は載っておらず文章のみだったけれど十分満足しました。

映画グラフィックデザイナーというプロの目線からも絶賛されるダウントンアビーをこれからもよろしく!!!!!!