肩甲骨が剥がれない

Twitterの補完版として始めたけれど、自分の備忘録状態。なるべく他人に読んでもらうつもりで書きます。

最近見たものと読んだもの

  • エノーラホームズの事件簿

シャーロック役のヘンリー・カヴィルとテュークスベリー侯爵役の俳優さんが終始かっこよすぎて彼らが画面に映る度にその顔面偏差値の高さにはぁぁぁ!!!!と悶えていた。ホームズのパスティーシュSHERLOCKしかまともに触れたことがないんだけれど、全くの別物の一作品として楽しい!!!物語が進むにつれエノーラが大好きになっていく。

あれだけコルセットを嫌っていたのにコルセットが防弾チョッキ代わりになって命を救われたことに安堵するエノーラ。

作中何度か披露する男装が凛々しくも可愛らしいエノーラ。

名前の「ENOLA」をひっくり返すと「1人」「独立」という意味になる「alone」になるという種明かしをして、ロンドンで独立して探偵業を営むことを決意するエノーラ。(侯爵家での同居を断って!!)

母親譲り、いや、生まれもった才能を母から直接指導された推理力と行動力と自由奔放な性格で、同世代の淑女は正反対のエノーラ。

しかし彼女の母親を想う純粋な気持ちと恋心を自覚する素直な性格は視聴者をエノーラ推しにするのに十分。私たち=視聴者に語りかけるようなエノーラのナレーションも相まって、侯爵とくっついてくれーー!いや2人は今のままの関係でいて欲しいー!!と鉄格子を揺さぶる抱け!!おじさん化していった。でもあの続編を作ってもおかしくないラスト…これは…期待しますよ…。

 

 

  • STORY of  DIANA

英国王室好きの家族と数日にかけて見た。

Netflixでは「気楽に見れる」にカテゴライズされており「いやいや!ダイアナのドキュメンタリー番組はどうあがいてもよそ見しながらBGM代わりになるものじゃないでしょ!」と突っ込んだけれど、ダイアナ(敬称ではなくあえて呼び捨て)の弟が「今話すことにしたのは死後20年が経過すると歴史上の人物になるからだ。ダイアナは歴史に刻まれるべきだ。彼女知らない35歳以下の若者に伝えたい。」と語っており、まさしく満を持して伝えられる側として今見るべきだ!と再生した。

私にとってのダイアナ妃の知識は学校の図書館で借りた伝記漫画と映画のクイーン。あとネットのロイヤルファミリー関連の記事。なんとなく雰囲気でしか知らなかっただけに、壮絶な物語だった。彼女をよく知る関係者の生の声や当時のニュース映像だけでも、ダイアナが生きて記憶と記録に残り続けていることはよく伝わって来る。しかし彼女に関しては幼少期(歴史ある伯爵家なので1960年代にカラーのビデオで録られている!)から公私問わず様々な写真、映像、音声、文章等々が残されている。皮肉なことにマスコミとパパラッチが撮影した大量の―その撮影方法は思わず目をそむけたたくなるくらい陰湿で獰猛でまさしく狩人ー資料のお陰で、私はダイアナフィーバー当時の彼女を取り巻くひりつくような空気感を、日本のとある家庭のリビングのソファーの上で、手作りのレモンドリズルケーキを食べながら知ることができるのだ。

そのギャップに心がぞわぞわしながらも、やはりダイアナのファッションとヘアスタイル、化粧に目が行く。178cmとモデル並みの身長とスタイル!!ドレスはもちろん、子供達と過ごすラフなスタイルから慈善活動の姿まで一挙一動が洗練されている。令和3年を生きる大して服装に興味がない私でさえダイアナの着こなしセンスは「やべえ」と分かる。いやだって…ハネムーンに向かう時のピンクのブラウス見た?あれを着こなすの世界中でダイアナぐらいでしょ。

そんなこんなで大変に満足したドキュメンタリーだったけれど、これだけの情報量を(2回に分けたとはいえ)3時間視聴するとちょっとした満腹感でいっぱい。

 

 

その他相棒ノベライズS15上、S15下、温泉浴衣をめぐる旅(コミックエッセイの森・スタジオクゥ)を読んで、温泉…!!温泉に入りたい!!温泉旅館に泊まりたい!!旅行に行きたい!!とお出かけしたい欲が沸き上がってきた。今は旅行記やこうしたエッセイを読んでお茶を濁すしかないけれどさ、思う存分お出かけ可能な世の中になったら…私、遠征しまくるんだ…(書いていてすごくフラグっぽい)